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言葉がひらがなで聞こえる
数年前、高校の同窓会に参加した時のことだ。
ちょうど僕は芸人を辞めたばかりの頃。
何か言う度に「お、さすが芸人!」「芸人はすごいな!」みたいな愛情のこもったコミュニケーションとしての芸人イジリを数々いただいた。
もちろん、元々が仲が良いので全然問題ないし、久しぶりに会えて単純に楽しかった。バイト時代に経験した意味不明な芸人イジリ(という言葉を借りた罵倒)と比べたら、春風が吹くお花畑でジェットバス
フォークダンスDE成子坂・桶田敬太郎さんと過ごした日々のこと。と、これから。
人生においてはっきりと「師匠」と呼べる人が、貴方にはいらっしゃるだろうか?
三十余年しか生きてないハナッタレの僕だが、ありがたいことにそんな方に出会うことができた。
芸人時代、毎週のようにネタのダメ出しをしてくれた、フォークダンスDE成子坂の桶田敬太郎さんだ。
「そんなん、違う違う」って本人は言いそうだけど。
僕について6年間程、僕はお笑い芸人として活動していた。
1年目、養成所の卒業審査