いば正人|masato iva

名古屋の演劇作家。「劇団蒼天の猫標識」主宰。読むラジオだと思ってください。思ったこと、…

いば正人|masato iva

名古屋の演劇作家。「劇団蒼天の猫標識」主宰。読むラジオだと思ってください。思ったこと、感じたことを、そのまま書きます。

最近の記事

問題になっている演劇のアレについて

いろいろと思うことはあるけど、 まず先に、ひとつ。 たとえ、決して許されない内容でも、 ひとりの人間に、多勢で責めるような、 バイアスを感じるのが、僕は苦手だ。 それも「暴挙」だと、僕は感じてしまう。 些細なケンカも、多くの人が亡くなる戦争も、 「自分は間違っていない」から始まる。 こういうことが起きたとき、 お起した本人を「責める」より、 我が身を振り返ったり、周りを見回したりして、 次が起こらないように「気を付ける」 、ことを考えていくほうが、よっぽど建設的だと思う。

    • スラムダンク映画について(鑑賞済みの方閲覧推奨)

      映画「THE FIRST SLAM DUNK」を観ました。 原作の井上雄彦さんが監督ということで、 ストーリー、展開の見せ方、演出、 そのひとつひとつの仕事が大変素晴らしかったです。 全てに、こだわりを感じました。 最高のご馳走でした。 公開前からストーリーがベールに隠されていたのですが、納得です。 描いていたのは「試合」ではなく「人間」だったので、 誰と試合をするんだろう?とか、 フォーカスを間違えて楽しみにしていたら、 効果的に鑑賞できなかっただろうなと思いました。

      • 演劇の広報について

        どんなに良いものを作っていても、 それを知らなければ、手に取る機会すらない、というのは、 小劇場の世界でも、ひしひしと感じています。 ここ最近、思うのは、 作品はアナログでもいいから、 売り方までアナログに合わせなくてもいいのではないか。 ということ。 演劇の場合は、まず劇場まで足を運んでもらわないと、 どんなに良くても、中身を知ることができません。 例えば、うちの団体の売りは「作品の質」ですが、 おらぁ質で勝負するんだ!って言っても、 なおさら観てもらわないことには始ま

        • エンタメ

          梅棒「シン・クロスジンジャーハリケーン」観ました。 もう、最高でした。 ドストライクでした。 こういうのをやってみたかったんだよ、オラぁ。 やってみたいことが増えちまったなぁ……。 自分の視野がさらに広くなってホクホクです。 ステータスがアップしたと実感できる日は最高です。 意外だと思われるんですけど、 実はこういう、バリバリ青春系が大好きだったりするんですよね。 いや、普通のスポコン青春物語だったら、 構成を俯瞰して見てしまうから、 なかなか中身に没入できないし、 むし

        問題になっている演劇のアレについて

          『すずめの戸締まり』を観て思ったこと(ネタバレはありません)

          『すずめの戸締まり』を観ました。 まず、 新海誠監督の『君の名は』を初めて拝見したときは、 「これが僕の夢だったんだ」と思いました。 頭に浮かんだことを、こんなにも自在に表現ができる幸せな仕事があるなんて。 今作の『すずめの戸締まり』でも、同じようなことを思い、 「なんて自由な世界なんだ」と終始圧倒されたと同時に、 やっぱりこれなんだ。と思いました。 特に、新海監督はただ自由なんじゃなくて、空想とリアリティーの共存。 作家の脳ミソの中を覗き込んだような空想の世界。を描いた

          『すずめの戸締まり』を観て思ったこと(ネタバレはありません)

          読むラジオだと思ってください。

          noteを始めてみました。 僕が思ったこと、感じたこと、考えてみたことを、 あまり言葉を選び過ぎず、ストレートに書ける場所にしたいと思っています。 たとえば、スペースやツイキャスでたらたら喋ることを、 そのまま文章にして届けているもんだと思ってください。 僕はお喋りは得意じゃないけど、タイピングならスラスラ書けます。 自分の思考を届けるには、このほうが性に合っていると思いました。 なるべく、 僕がその議題に対してホットな状態の時に書きたいので、 更新のタイミングは不定期で

          読むラジオだと思ってください。