これは俺の人生のリベンジだ。

『これは俺の人生のリベンジだ。』
東京卍リベンジャーズの主人公である
花垣武道の言葉です。

今更ながら東京卍リベンジャーズにハマりました。
今?っていう時期にどハマりする癖どうにかしたい…

それはさておき、この漫画から学ぶことがたくさんあります。

主人公である武道は過去に戻って理想の未来を手に入れるため、未来を変えるために様々な努力をしていきます。
しかし過去に戻っても未来はそう簡単には変わりません。
武道は何度も何度も失敗します。
それでも決して諦めず挑戦し続ける姿に胸を打たれます。

僕はこの東京卍リベンジャーズを見て
薩摩の教えを思い出しました。

薩摩の教えとは
①何かに挑戦し成功した者
②何かに挑戦し失敗した者
③自ら挑戦しなかったが挑戦した人の手助けをした者
④何もしなかった者
⑤何もせず批判だけしている者

これは薩摩藩で代々受け継がれてきた教えで
現在においても人材評価に通ずる考え方です。
①が最も評価をされ⑤が最低評価基準です。

薩摩藩(島津家)と言えば、戦国時代から明治維新に
至るまで強い影響力を持ち続け、鹿児島・宮崎の一部、沖縄を統治した有力外様大名です。
西郷隆盛、大久保利通、東郷平八郎など歴史に残る人材を次々に生み出しました。
その薩摩藩の礎を作ったのが戦国武将の島津義弘と言われています。

東京卍リベンジャーズでの初期の武道は④⑤です。
何も行動しなかったが故に招いた現実を変えるために
過去に戻り行動を変えます。
それが最終的には①の最も評価される部類へとカテゴライズされます。


①何かに挑戦し成功した者
もちろん最も評価されるべきなのは挑戦をして結果を出した人です。

②何かに挑戦し失敗した者
何か新しいことに挑戦したときに成功するよりも失敗の方が圧倒的に多いのが普通です。
通常はリスクを恐れて挑戦しようとしない人がほとんどです。
大事なことは失敗を恐れず挑戦することです。

③自ら挑戦しなかったが挑戦した人の手助けをした者

④何もしなかった者
何もしないということは新しいことに挑戦しないという意味です。

⑤何もせず批判だけしている者
自分でリスクをとって挑戦しようとせずに、挑戦している他人を批判したり、悪口を言ったりする人。


人に優しくすることも大事です。
他人が進む道を応援、後押しすることも立派な行為です。
ですが薩摩の教えでは③より②の方が評価されるということ、それだけ挑戦することの価値が大きいということです。

最後に吉田松陰の言葉を一つ紹介します。

やると宣言したことを
やりきることができた人に対しては拍手喝采ですが、
もしも失敗してしまったらそのまま牢屋送り。
世間の評価とはそのようなものです。
ただ知らされた結果だけを見て、
手放しに称賛したり、激しく非難したりする。
せめてその仲間にだけはならないでください。


挑戦することの大切さを東京卍リベンジャーズを見て
再度認識することができました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?