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ウエストランドは妥当も私はヨネダ2000 --- M-1グランプリ雑感

今年も簡単に感想を。

なんの予備知識もなく、顔ぶれだけ見て今年は小粒なのかなと思いきや、どうしてどうしてなかなか面白かったです。それなりに予選はキチンと審査しているんだなと感心しました。

ウエストランドの1回戦の勢いを決勝にそのまま持ち込んでの優勝は見事でした。さや香もロングコートダディも悪くはありませんでしたが、針の振り切れ具合で完全に負けてしまいましたね。さや香は3番目を選択したことが完全に裏目に出てしまいました。去年のオズワルドと同じパターンです。それでも接戦だったことは間違いなく、充実した決勝だったと思います。

オズワルドの敗者復活戦勝ち上がりは、去年の彼らを見てもう一度決勝の舞台でやらせてあげたいと思った視聴者が多かったのでしょう。私もその気持ちはわかります。それで決勝も同じネタではがっかりされられてしまいますね。あれなら令和ロマンのほうが遥かに良かった。

個人的に一番のサプライズはヨネダ2000。私は彼女たちが一番面白かった。残念ながら審査員が松本、礼二、富澤、塙、大吉といった顔ぶれでいるうちは彼女たちのような芸風が決勝に進むことは無いと思います。しかし塙が自書でも書いている通りM-1に合わなかっただけなので、彼女たちがそこに合わせていく必要はまったくありません。私はこの日最も面白かったのは彼女たちだったと断言できますし、M-1の歴史に深々と爪痕を残した彼女たちの今後の快進撃が楽しみですね。

一方で、審査員に礼二、富澤、塙、大吉あたりが参加しだしてからのM-1優勝者の人気が長続きしないのはどういうことか。今回のウエストランドもこれで簡単にブレイクするとは思えない。私はこの4人の中から誰か一人でいいと思うし、その分もっと違う角度で見れる審査員を増やしたほうがいいと個人的には思います。

最後に山田邦子ですが、彼女がどこかで一線に復帰する予感は彼女のYoutubeを見ていてなんとなく予感していましたが、M-1の審査員とは驚きました。しかも久々のゴールデンタイムの登場も全くブランクを感じない存在感はさすが。はじめての審査員は難しかったと思いますが、しばらく続けてほしい。誰がなんと言おうと天才ですから、彼女は。


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