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足首くらいの深さの書籍レビュー

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読書家ではないので、底の浅いレビューですがよろしければ。
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#今日のつぶやき

伝わるものは1コマでも伝わる。 --- いしいひさいち「ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ」

読んでから、ずっとファドを聴いてます。今も聴いてます。 いしいひさいち氏の説明によれば、ファドとは というジャンルの曲になります。 今はYoutubeでも、アマプラでも検索するとたくさんヒットするのですぐに聴くことができます。 ただし!もし、ファドを聴いたことがなくて、さらに本書にご興味を持たれたという方は、まず先に本書をお読みいただくことをお勧めします。理由は後述。 さて、このファドの歌手を目指す女の子「吉川ロカ」ちゃんの物語を描いた本書、初版はあっという間に売り

瑞々しいと初めて感じた。--- 窪 美澄「夜に星を放つ」kindle版

私たちシステムエンジニアの仕事の中には、夜間に動く処理のトラブルに対応するために、一晩現場で待機するようなことがあります。先日も2日間ほどそんな日が続いたのですが、幸いにしてシステムは順調、大きなトラブルもなく終わりました。 たまたまその2日間は抱えている仕事も無くて、手持無沙汰な夜になることがわかっていたので、私は職場にkindleを持ち込みました。基本的に職場で使用しているPCでは私用でのネット閲覧はNG、私物PCの持ち込みもNGなので、たいがい皆さんスマホいじってるか

成田亨のデザインは宝の山! --- ザ・トライアルズ・オブ・ウルトラマン

"いや、火山なんかじゃない…" "這い寄る煉獄…ザンボラーだ!" !!!!なーんてザンボラー好きにとってたまらないセリフを目にしては、こりゃ買わないわけにはいかないわけで、2冊目も買ってしまいました。マーベル版ウルトラマンの第2巻であります。 第1巻ではウルトラマンとハヤタの出会い、そして「統合科学特捜隊」が隠し続けてきた怪獣の脅威が、ウルトラマンの登場で世間に明るみに出てしまうところまでが描かれました(科特隊はMIBや鬼殺隊のような隠された組織として描かれます)。続く第

ザンボラー最高!--- ザ・ライズ・オブ・ウルトラマン

気になっていたマーベル版ウルトラマンの日本語訳が出版されたので衝動買い。ちょっと2500円はお高いけど、まあお布施であります。 アメコミを買うのは久しぶりなんですが、最近のアメコミってフルカラーでこんなに美麗なんですねえ。まあ僕が買ってた頃はもう40年くらい前ですから、ちがうのも当然ですね。僕にとってアメコミの映画化と言えばクリストファー・リーブのスーパーマンで、月刊スーパーマンを読み漁っていた世代ですから、マーベルよりDCのほうが馴染みがあります。マーベルなんてダサくって