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IU BIM STUDIO 社員ブログ

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IU BIM STUDIO社員によるブログ記事のまとめです。 建築やBIMソフトなど幅広く投稿しています! ARCHICAD記事まとめ https://note.com/a_i…
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#BIM

【Solibri】情報の取り出しで数量拾い

1.はじめにこんにちはN子です。 Solibriで数量拾いの方法をご紹介します。 今回はRevitサンプルモデルを用いて鉄骨(タイプごと)の本数を拾ってみます。 2.情報の取り出し とは?Solibriの機能の一つであり、取り出したいプロパティなどを自由に設定し、取り込まれているIFCのモデルから抽出して表示したり、色分けをしたり、数量を出すことができます! 今回は数量を出すことを目的としていますが、他にも様々な目的で活用できます。 3.情報取り出し定義を作成それで

【Archicad】ツール紹介:距離ガイド【試験機能】

Archicadのさまざまなツールをサクッと紹介! 今回はArchicad27から試験機能として追加された「距離ガイド」です。 1.距離ガイドとは試験機能として使用できる「距離ガイド」ですが、今後のArchicadリリースで変更または廃止される可能性があります。 2.機能の有効化試験機能はデフォルトでは無効になっているので、使えるように設定していきましょう! [オプション]→[作業環境]→[追加オプション]→[試験機能]から[距離ガイドを有効化]のチェックをONすると利

【Rhino】Rhino8 新機能【雑談】

私は普段まだRhino7を使用しているのですが、そろそろRhino8も使っていきたいなと思い、どのような新機能が出たのか調べてみました。 まず初めにまずRhino8を開いてみると、 レイアウトが変化していますね。 Rhino8から、WindowsでもMacでも類似形式になったようです。 また、他の人とWindows、Mac間でウインドウレイアウトを共有することも可能なようです。 このほかにもMac版では大幅改善がされたようです。 新機能について Rhino8の新規機能

【Archicad】ビュー登録からIFC出力

1.はじめにこんにちはN子です。 Archicadから定期的にIFCを出力する方、 そのたびに毎回レイヤーをぽちぽち設定する方、 そんな方のためにビュー登録の機能を用いて簡単に「決まったレイヤーで出力できる方法」を紹介します。 今回はサンプルプロジェクト(集合住宅)を下記のように分けてIFCを出します。 ・躯体・外装.ifc ・内装.ifc ・家具・設備.ifc ・外構.ifc ・敷地外.ifc 2.レイヤーセットの作成まずは"レイヤーセット"をそれぞれ作成します。

【Grasshopper】距離を測定する

1.はじめにこんにちはN子です。 本日はGrasshopperで距離を測定し、Rhino上で数字を映す方法をご紹介します。 考え方としては 『測定したいpoint、点A,点Bを用意する→その2点の距離を測定する』 といった流れです。 Rhino8からは寸法も作成できるようになりましたので、本日は8以前/以降の2パターンをご紹介の上、 各ジオメトリ上の"最も近い点"の出力方法をお伝えします。 (コンポーネントの出し方についてはC子さんの記事をご参考ください!) まずは

【solibri】ゼロから分かる干渉チェック【レポート化編】

1.はじめに こんにちはN子です。 「solibri」を用いて干渉チェックのルール作成からレポート化までを、4回に分けて紹介していきます。 第1回 ルール作成編 第2回 干渉チェック編 第3回 案件作成編 第4回 レポート化編 前回は干渉結果から案件作成を紹介いたしました。 今回は最終回、案件からレポートを出力する 『第4回 レポート作成編』 ということで早速ご紹介していきます! 1.プレゼンテーションの作成 まずは案件をひとまとめにした“プレゼンテーション“を

【solibri】ゼロから分かる干渉チェック【案件作成編】

1.はじめに こんにちはN子です。 「solibri」を用いて干渉チェックのルール作成からレポート化までを、4回に分けて紹介していきます。 第1回 ルール作成編 第2回 干渉チェック編 第3回 案件作成編 第4回 レポート化編 前回は干渉チェックを行い干渉箇所を検出することができました。 今回はレポート化するにあたり干渉結果から案件を作成する 『第3回 案件作成編』 ということで早速ご紹介していきます! 2.案件とは? 干渉結果を、キャプチャや説明文などを残して

【solibri】ゼロから分かる干渉チェック【干渉チェック編】

1.はじめに こんにちはN子です。 「solibri」を用いて干渉チェックのルール作成からレポート化までを、4回に分けて紹介していきます。 第1回 ルール作成編 第2回 干渉チェック編 第3回 案件作成編 第4回 レポート化編 前回は干渉チェックのルール作成をご紹介しました。 今回は実際に干渉チェックを行う 『第2回 干渉チェック編』 ということで早速方法をご紹介します。 2.干渉チェックをスタートする 1. ルールセットマネージャー画面から、ファイル>確認 

【Revit Q&A】最初に表示するビューを指定したい

Revitのちょっとした疑問に答えるコーナー。 Q.最初に表示するビューを指定したい デフォルトだと最後に表示したビューになっているかと思います。 テンプレートの注意事項など、先に目を通してもらいたいものを設定できるといいですね。 A.[開始ビュー]から設定しましょう Revitを起動して、[管理]タブ>[プロジェクトの管理]パネル>[開始ビュー]をクリックします。 [開始ビュー]ダイアログが開くので、プルダウンからビューを選択します。 ビューの選択が完了したら、

【BIM】ArchicadやRevitの動作環境について【雑談】

つい最近Archicad27の日本語版がリリースされました。 BIMソフトは年々進化してどんどん便利になっていっていますね。 毎年新機能が出てくるので追いかけるのも大変です(笑) 弊社HPのブログでArchicad27の新機能を少し紹介しているので興味のある方は覗いてください~ 話を戻しまして、今回は「動作環境」についてですが、 動作環境って何かわかりますか? 使用したいソフトがあったとします。 それにあったPCが欲しい、もしくは動くか確認したい。 であれば、まずそのソ

【solibri】ゼロから分かる干渉チェック【ルール作成編】

1. はじめに 初めまして。N子です。 建設現場の作業所でBIM業務を行ってもうすぐ2年になります。 まだまだ未熟者ですが、初心者の方や周りにBIMモデラーがいない状況の中ソフトを使いたい、そんな方々に向けて丁寧にゆっくり解説できたらと思います! よろしくお願いいたします! さて今回は、「solibri」を用いて干渉チェックのルール作成からレポート化までを、4回に分けて紹介していきます。 第1回 ルール作成編 第2回 干渉チェック編 第3回 案件作成編 第4回 レ

【Revit Q&A】床に穴をあけたい:境界の編集ver

Revitのちょっとした疑問に答えるコーナー。 Q.床に穴をあけたい 床を作成する場合、線や長方形で描いたり、壁を選択して範囲を設定したりと入力方法は様々です。 A.境界の編集を利用して床に穴を作成する ※Revit2022の[建築テンプレート]を使用して説明します。 穴をあける方法は2通りあり、今回は境界の編集を利用します。 まず適当に壁・床を用意し、編集箇所が分かりやすいように部屋の境界で吹抜け位置を作成します。 穴を作成したい床を選択して、[修正 | 床]タ

【Revit Q&A】レベルの設定場所がわからない

Revitのちょっとした疑問に答えるコーナー。 Q.レベルの設定場所がわからない プロジェクトを始めたら、序盤にレベルを設定しますよね。 私はARCHICADから学んだので、てっきり[フロアの設定]ができる専用のウィンドウがあるかと思ってました。 Revitは別の方法でレベルを配置するので、設定には少し迷いました。 A.立面図からレベルを描画しよう ※Revit2022の[建築テンプレート]を使用して説明します。 Revitを起動すると、デフォルトで立面図が配置さ

【Revit Q&A】バックアップファイルの数を変更したい

Revitのちょっとした疑問に答えるコーナー。 Q.バックアップファイルの数を変更したい バックアップファイルは、上書き保存を行うことによって出てくる過去のデータです。 最新のファイル名が「〇〇.rvt」とすると、バックアップファイルは「〇〇.0001.rvt」「〇〇.0002.rvt」と生成されます。 数字が大きいほど、最新に近いファイルになります。 A.[名前を付けて保存]>[プロジェクト]>[オプション]から変更しよう ※Revit2022の[建築テンプレート