マガジンのカバー画像

IU BIM STUDIO 社員ブログ

94
IU BIM STUDIO社員によるブログ記事のまとめです。 建築やBIMソフトなど幅広く投稿しています! ARCHICAD記事まとめ https://note.com/a_i…
運営しているクリエイター

#IUBIMSTUDIO

【Grasshopper】曲線上に平面をつくる

1.はじめにこんにちはN子です。 曲線上に平面を作るコンポーネントがいくつかありますが・・・ 毎度「どれだっけ?」となるのでまとめてみました。 作成した平面には見やすいようにこちらのモデルを配置していきます。 平面についてはC子さんの記事をどうぞ! 2.進行方向が「X」「t値」を指定する ”Horizontal Frame" 「作成数」を指定する ”Horizontal Frames" 作成数は「指定した数値=平面の数」ではなく、「Curveの分割数」になります

【PowerQuery】Excelシートの比較:中編【備忘録】

追記:修正して2024/06/24に再公開 前回はPowerQueryにインポートした表の整理を行いました。 不要な行を削除したり、データ形式を整えたり、1行目を見出しに変更したりと作業を行いました。 今回は表をマージして比較までを進めていきます。 画面左側のクエリの位置で右クリックをして「新しいクエリ」>「結合」>「クエリを新規クエリとして追加」をクリックします。 「追加」というウィンドウが表示されるので、結合する2つのテーブルを選択します。ここでは比較前である「0

【Lumion】レンダリングしてみよう

はじめに 今回はレンダリングソフトのLumionについて紹介したいと思います。 各種3Dモデリングソフトとの互換性も良いです。 Lumionが対応するファイル形式は以下の通りです。 「.dae」「.skp」「.fbx」「.dwg」「.dxf」「.max」「.3ds」「.obj」 Lumion起動 まずはLumionを起動してみましょう。 新規、へ進むと各種テンプレートを選ぶことができます。 今回は左上の平原を開いてみます。 このようなテンプレートを開くことができ

【PowerQuery】Excelシートの比較:前編【備忘録】

PowerQueryでExcelシートの比較する方法 変更があったセルをハイライトで表示する。 ※行が増えていたり/消えていても対応可能 【利用条件】 ・表形式が同じ ・データが変わらない列がある 今回は以下のデータを用いて作業を行う。 左がシート「04人事」、右がシート「05人事」 IDは入社時に割り振られ退職するまでは変わらないものとする。 まずは始めにデータを確認するが、「04人事」と「05人事」を見比べると以下の箇所が違うことが分かる。データ量が少ないと目視で

【Solibri】情報の取り出しで数量拾い

1.はじめにこんにちはN子です。 Solibriで数量拾いの方法をご紹介します。 今回はRevitサンプルモデルを用いて鉄骨(タイプごと)の本数を拾ってみます。 2.情報の取り出し とは?Solibriの機能の一つであり、取り出したいプロパティなどを自由に設定し、取り込まれているIFCのモデルから抽出して表示したり、色分けをしたり、数量を出すことができます! 今回は数量を出すことを目的としていますが、他にも様々な目的で活用できます。 3.情報取り出し定義を作成それで

【Archicad】ツール紹介:距離ガイド【試験機能】

Archicadのさまざまなツールをサクッと紹介! 今回はArchicad27から試験機能として追加された「距離ガイド」です。 1.距離ガイドとは試験機能として使用できる「距離ガイド」ですが、今後のArchicadリリースで変更または廃止される可能性があります。 2.機能の有効化試験機能はデフォルトでは無効になっているので、使えるように設定していきましょう! [オプション]→[作業環境]→[追加オプション]→[試験機能]から[距離ガイドを有効化]のチェックをONすると利

【Rhino】Rhino8 新機能【雑談】

私は普段まだRhino7を使用しているのですが、そろそろRhino8も使っていきたいなと思い、どのような新機能が出たのか調べてみました。 まず初めにまずRhino8を開いてみると、 レイアウトが変化していますね。 Rhino8から、WindowsでもMacでも類似形式になったようです。 また、他の人とWindows、Mac間でウインドウレイアウトを共有することも可能なようです。 このほかにもMac版では大幅改善がされたようです。 新機能について Rhino8の新規機能

【Archicad】ビュー登録からIFC出力

1.はじめにこんにちはN子です。 Archicadから定期的にIFCを出力する方、 そのたびに毎回レイヤーをぽちぽち設定する方、 そんな方のためにビュー登録の機能を用いて簡単に「決まったレイヤーで出力できる方法」を紹介します。 今回はサンプルプロジェクト(集合住宅)を下記のように分けてIFCを出します。 ・躯体・外装.ifc ・内装.ifc ・家具・設備.ifc ・外構.ifc ・敷地外.ifc 2.レイヤーセットの作成まずは"レイヤーセット"をそれぞれ作成します。

【Archicad】Archicad27での一覧表の改善【アップデート】

Archicad27がリリースされ新機能も登場しましたが、一覧表にも改善があったのはご存じでしょうか? 今回は一覧表のアップデート内容をご紹介いたします。 1. セルの背景色 背景色を設定できるタブが追加されました! 使い方は簡単で、背景色を変更したいセルをクリックして、スタイル>背景タブからセルの背景色を選ぶだけ。 1つのセルのみ変更することはできないが、「ヘッダー」「値」「合計」などをまとめて変更できます。※形式オプション適応の項目 また一覧表が行が長くなってし

【Archicad】Archicad27で3Dビューがグレーに?【雑談】

Archicad 27を操作してみた。 何気なく3Dビューを開くと、「あれ?画面グレーになってない?」 平面図ビューの[背景とグリッド]とは関係ないし、どこに原因があるものか… 3Dでいろいろ操作しているとグレーの他にも白い箇所が見つかった。 よくよく見るとグレーと白で地平線みたいになっていました。 他にもいろいろな機能を見て、3D表示設定付近を見ると「あった!!」 [表示]>[3D表示設定]>[3Dスタイル]から見つけました! 3Dの背景が一部グレーだったのは、この[

【Grasshopper】距離を測定する

1.はじめにこんにちはN子です。 本日はGrasshopperで距離を測定し、Rhino上で数字を映す方法をご紹介します。 考え方としては 『測定したいpoint、点A,点Bを用意する→その2点の距離を測定する』 といった流れです。 Rhino8からは寸法も作成できるようになりましたので、本日は8以前/以降の2パターンをご紹介の上、 各ジオメトリ上の"最も近い点"の出力方法をお伝えします。 (コンポーネントの出し方についてはC子さんの記事をご参考ください!) まずは

【Twinmotion】Fキー(選択オブジェクトへズーム)【TIPS】

Twinmotion TIPS! Fキー ビューポートを操作中、操作を誤って自身が今どの場所にいるか見失ってしまうことがあります。 そんな時にでも直ぐに選択オブジェクトまでズームすることができます。 Fキーはデフォルトで使用することが可能です。 特定のオブジェクトを[シーン(Scene)]パネルから選択します。 選択した状態でキーボードの[F]をクリックします。 選択したオブジェクトがビューポート全体に収まるようにズームします。 どれだけ遠く離れていてもズームできるので、

【solibri】ゼロから分かる干渉チェック【レポート化編】

1.はじめに こんにちはN子です。 「solibri」を用いて干渉チェックのルール作成からレポート化までを、4回に分けて紹介していきます。 第1回 ルール作成編 第2回 干渉チェック編 第3回 案件作成編 第4回 レポート化編 前回は干渉結果から案件作成を紹介いたしました。 今回は最終回、案件からレポートを出力する 『第4回 レポート作成編』 ということで早速ご紹介していきます! 1.プレゼンテーションの作成 まずは案件をひとまとめにした“プレゼンテーション“を

【Twinmotion】自動保存【TIPS】

Twinmotion TIPS! 自動保存 自動保存の設定を行うと、自分自身が保存を忘れててもTwinmotionが勝手に保存を行ってくれるので安心です。 保存間隔や場所など、細かくカスタムもできます! 自動保存は下記の階層から設定できます。 [編集(Edit)]>[環境設定(Preferences)]>[設定(Settings)]>[保存(Save)] [保存]には、4つの設定項目が存在します。 自動保存:ON/OFF 保存間隔:自動保存の間隔(1-60分) 世代数: