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パニック障害持ちが病院と診療科渡り歩いたらー手術で精密検査まで①パニック発作のきっかけ

1泊2日という短い入院だったが、精密検査する為に手術してきた。

ここに来るまでの私の経過と病院渡り歩きについてを書こうと思う。

6月上旬

毎日続けて来た腹筋、お菓子を食べるのを辞める。これに気合いが入り過ぎて、お風呂上がりにお腹の脂肪をひたすら揉んでいた。だんだん動悸がしてきて、あれ?ちょっと治まらないな。どうしようどうしよう。気を紛らわすも治まらず、、娘たちも心配して落ち着かせようとしてくれた。だけどどんどん不安感も大きくなり、久しぶりにワイパックスの頓服を飲んだ。

総合病院 Iへ

それからしばらくしてから、血糖値が高いのではないかと心配になり、コロナのワクチンもやっているという総合病院へ新患で行ってみようと思いたった。1度かかりつけになればワクチン摂取の予約も取れるだろうという目論見もあった。

血糖値検査をするだろうと思い込み、朝も何も食べずにフラフラは少しする気配もあったが、、
自転車で最寄りまで行き、朝のラッシュの電車に乗り込んだ。が、、、それがやばかった。
多分体調もよくなかったのに思い込みと今日行かなきゃ行けないといういつもの暴走で行動してしまったからか、、、電車から変な動悸、不安感。
ソワソワ。何とも言えない症状を抱え目をつぶって到着駅まで我慢した。
降りた途端、ワイパックスを飲んだ。

その病院までは歩く。
血糖値の検査するんだから、ポカリスエットも飴も飲んだらダメだという思い込み。
検査が終わるまでは我慢しなきゃ。
馬鹿な思い込みに支配されていた。

病院で倒れる

受付についたら、もうダメ。限界で飴を食べた。
それでももう発作が起こっていて、近くにいた病院の案内の人に『動悸が止まらない 低血糖か、パニック発作 すみません…ちょっとダメで』とほぼ倒れた。
『看護師に連絡して!ロビーで体調悪い人いるから!』『こっちに来てもらって!』
看護師さんが2人きてくれて、車椅子に乗って処置室に運ばれた。

直ぐに酸素飽和度やら測って問題なし。
血糖値も低いどころか高い。飴1粒でこんなに上がらないのに。。
ベッドに寝かせてもらい、口頭で色々問診された。次第に足の痺れ、手の痺れが襲ってきて、
『足も手も痺れてます。どうしよどうしよ…』とパニックってると、
『私たちがこの痺れは取ることが出来ないの。』
その一言言われ…愕然。
あ〜どうしてこうなっちゃうんだろう。でもここは病院!!ひたすら耐えていた。
次第に痺れも治まってきて、後は内科の受診に呼ばれるまで待ってと言われた。

呼ばれたら先生は病院長。
とりあえず内科系の検査を全部してくれることになった。フラフラしていたので看護師さんがX線や心電図、採血採尿まで付き添って下さった。
とても皆さん親切な看護師さんだった。
結果、呼ばれて、特に所見はない。空腹時血糖値が高いけど大丈夫だそう。
点滴はしないでそのまま帰っていい。とのこと。

点滴して安心したかったけど…

ご家族誰か迎えにこれますか?と聞かれ、
大学生の長女が家にいたので電話した。
びっくりしたと思う。冷静に迎えにきてくれた。
でも、多分絶対、心配だっただろうし、もうママはダメなんじゃないかと思ったりしたと思う。
そんな思いをさせてしまうことに
更に落ち込む。

帰りは娘と一緒に電車に乗って帰ってきた。
この発作が病院でよかった。
でもこの後これがきっかけでパニック発作の発症となる

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