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家主と台風クラブの最高ライブ

それはもうあっという間の4時間だった。まだライブ後の耳鳴りと余韻が続いている今。最高な時間の記録を書こうと思う。

(ライブの感想って1人で盛り上がって一気に書くので俯瞰的に見るとついていけなくなるし自分で読み返しても恥ずかしくなります。以下、私の音楽に陶酔している文章をどうぞ。)

まず、結論から言うと今回のライブは本当に最高だった。そうだよなライブってこんなに日常から解放されて幸せになるんだよな。と改めて思った。今後家主と台風クラブが更に有名になった時、伝説のライブになるんじゃないかとそわそわした程だった。

yukaD、こころとことば

オープニングアクトのyukaD、こころとことばもとても良かった。どちらも日常を切り取った歌詞に心地よいメロディーが乗る。”どちらも”という表現を使っているけど、どちらもと簡単に言うには申し訳ない。両者、それぞれの個性が出でいて大好きだった。

台風クラブ

台風クラブの颯爽に音が走っていく感じ、とても気持ちがいい!!これぞライブって感じで身体がどうしても動いてしまう!ギター、ベース、ドラムの音が爆音でグルーブを作る。途中、耳が終わってしまうのではないかと思ったけど終わっても良いと思ったし、今現在耳鳴りがしているだけで終わってはいない。台風クラブのギターを弾き鳴らしながら少しノスタルジックを感じるメロディーに心が奪われてしまう。

手拍子をしてアンコールを期待したけど対バンだしアンコール無いかと少し諦めたところで、台風銀座のイントロが爆音で鳴り始めた。少し場所を離れていたけど急いで戻りあとはもうとにかく踊るだけ。みんなで拳を高く上げて、台風!!!と言いながらジャンプする瞬間は同じ時間のどんな1秒間と比べてもオレらが優勝だと思った。

家主

ライブハウスが温まりまくった状態で家主。もう最初から最高到達点かのような盛り上がり。正直に言うと家主は音源よりライブが何倍も良い。音が立体的に聴こえてとにかく圧倒される。楽曲にあわせてフロント3人が変わる変わる歌ってくれる。3人ともそれぞれの雰囲気があってとても良い。田中ヤコブさんのギターはカッコ良すぎる。これがライブだ!と体全体が包まれるように音楽を全方位で感じた。

田中ヤコブさんは沖縄で産まれ、母親は沖縄出身とのこと。田中ヤコブさんが母の形見として実際に今かけている眼鏡を手に取り、『今は亡き母もこのライブを見に来ている気がします。ちなみにおばあちゃんが今日ライブに来ています!』と言って2階に手を振っていた。また、実際の言い方は異なっていたかもしれないけど、ライブを見ている客を”仲間”と言って『おばあちゃん僕こんなに仲間がいます。』と言っていた。

とにかく田中ヤコブさんの人の良さが伝わってきたし、実感として小さな箱ながら沢山のお客さんが入り、ただライブを見に来ているというより一緒に楽しみにきた!に近い感覚を覚えたので、客の私が言うことではないことは百も承知で言葉を借りさせてもらうと、本当に今このライブハウスにいる演者やお客含めみんなは”仲間”のような気がした。


台風クラブと家主のライブ感想を書いている間に耳鳴りは治り、時間差で筋肉痛が私を襲う。痛いな。この痛みがあるうちはまだまだライブの余韻に浸れそうだな。

番外編の感想

NEWFOLK

今回、前売りで購入するつもりがネットのシステムが1日前から閉鎖し購入出来なかった。とても楽しみにしていたので悲しくなり(私が早めに購入しないから悪い)、無理だろうと思いながらも主催者へ「忙しければメール無視して頂いて構わないです。チケットの取り置きをお願いしたいです。」と伝えた。忙しいはずなのに「ご来場お待ちしております!」と丁寧に対応して頂き当日入る事ができた。また、今回このライブが開催されたのはNEWFOLKの五周年記念興行だった。まさに丁寧に対応してくれたその方がNEWFOLKを屋号として掲げている須藤さんだった。ライブを主催してくれたこと含め諸々本当にありがとうございました。

沖縄というホーム感

ライブの転換の間に出入口に行くと普段のライブハウスにはいないような年配の方とその方に付き添うご家族の方が丁度会場に入るタイミングだった。すぐに田中ヤコブさんのおばあちゃんや親戚の方達なんだろうなと思った。彼のおかげで私はとても幸せな時間を過ごせました。音は大きくなかったですか?音楽ライブのお客さんが盛り上がる感じは普段見ないでしょうから驚きませんでしたか?私は心の底から楽しい時間を過ごせました。素敵な音楽を作り出して彼は最高にかっこいい姿でしたね。

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