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ゲストとの相互関係がスタッフを育てる

今回はお客様とサービススタッフの「相互関係」について書いていきます。

私もいろいろな場所で接客サービスをやってきましたが、サービスマンの質が高いところには、必ず「良いお客様」の存在があるように思います。

私の考える「良いお客様」とは、
サービスという「対価」を受ける姿勢が整っている人。

金額を払った分の対価は求めるけど、決してそれ以上は望まないし、お店やサービスマンへの敬意も忘れない。その場の雰囲気に合わせて立ち回れる。そんなお客様です。

サービススタッフに対して敬意を持って接してくださるお客様には、私達も敬意を持って接客をしないと良いサービスは出来ませんよね。
私自身の経験で言えば、そのようなお客様を相手にした時ほど、自分の未熟さを痛感する事が多いです。

そして、痛感するからこそ、今度はもっと良いサービスをと思い、また知識と技術を身に着けようと努力します。

こうしたお客様との「相互関係」が質の高い接客サービスが提供できるお店を作っていくのではないでしょうか。
「心地よい場所」とは、人と人とがお互いを高め合い作られるものだと思います。

「お客様がサービススタッフを育てる」
「質の高いサービスがお客様を育てる」

私はこの言い回しがとても好きです。
「サービスがお客様を育てる」と書くと、少し上から目線にとられがちですが、そういった訳ではなく、質の高いお客様に鍛えられたサービススタッフがいるお店の環境は、おのずと新しく来られたお客様にもその質の高いお客様に合わせようとしてもらえるのではと思います。

私もお客様側になる時には「その場に合った質の高いお客様」になれているかを意識しながら接客サービスを受けています。

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