近くにいてくれる人を失わないために
毎日顔を合わせる人には、感謝の心を忘れてしまう。
気を許して 遠慮をしなくなっていってしまう。
今の私の場合は、職場の同僚だ。
日々、何でもないことをただ話し、
一緒に働いている。
ほとんどの時間をその子と過ごし、
たくさんの時間を共に過ごしている。
一人暮らしの私にとって、毎日一緒にいるその子は、同僚兼友達のような感じだ。
だが、毎日一緒にいることに慣れすぎて、その存在の有り難さを忘れてしまっていた。
だから、自分のことばかり考えて、
相手を適当に扱うような言葉を言ってしまった。
私が話を聞いてもらってスッキリしたのと引き換えに
普段明るい彼女は、少しの間、口を閉ざしてしまった。
ハっと気づいて、謝った。
けれど、一度言ってしまった言葉は、取り消しができない。
失敗した。
たしかにそれは本心だった。
けれど、人に話すときは、言葉を選ばないといけないし、相手のことを考えて話さないといけない。
近くにいてくれる人を、失わないために。
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