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【エルデンリングDLCネタバレ注意】

世界の全てが……分かってきたぞ……
ある程度、影の地と狭間の地の関係が分かってきたので、自分用にメモ。
以下、ネタバレ注意。

グレイオールの竜塚=ギザ山
アルター高原=影のアルター
というのを起点にして見ると、海外でも考察されていたように、鎮めの柱を中心に狭間の地と影の地は対応する土地があり、似姿(エルデン風に言うなら分け身)であると推測できる。
ちなみに、鎮めの柱はずっと議論の的になっていた狭間の地の中心、雲がかかっていた場所に該当する。

で、リムグレイヴに該当するのが墓地平原……からの塔の街ベルラート、ひいてはラストダンジョンであるエニル・イリム。さて、ここで思い出してほしいのは、リムグレイヴの統治というか、拠点であるストームヴィルについて。彼らは「嵐の王」なる者に仕えていて、それを今も待ち続けている。「嵐の王」については謎が多く、竜王プラキドサクスではないかと言われては否定して、という感じで繰り返し議論されてきた。
が、DLCでほぼ明確な答えが出た。神獣獅子舞。この追憶を指読みすると、「荒れ狂う神獣」というタリスマンが作れる。これは嵐の力を強化するタリスマンで、テキストからも嵐の王の正体がぼんやりと推測できる。神獣獅子舞は飽くまでも獅子舞、神を似せたものであり、祀っているのは「神獣」であることが分かる。
エニル・イリムでは3種の嵐の力を使ってくる神獣戦士がおり、その直前、ラウフの古遺跡にも神獣獅子舞がいることから、エニル・イリムひいてはベルラートでは、神獣が祀られており、信仰の中心であったことが窺える。

ここで思い出してほしいのは、DLCラスボスのステージである「神の門」。そして発売前に公開されていたストーリートレーラー。マリカはここで神になった。だがその前に「何か」から「何か」を引き抜いている。その「何か」の片方は恐らくエルデンリングであり、もう一つの「何か」は生物的な生々しい音を立てている。
恐らく、毛深い鬣らしきものがあることから、「神獣」そのものであると思われる。つまりマリカは「神獣」を殺し、自らが「神」になった。
ただ、この神獣も「天の使い」であるようだが……エルデンリングの「天」は神よりさらに上の「大いなる意思」である可能性もある。
大司教ユミルの言を信じるならば、「我々は全て大いなる意思の子供である」とのことで、そもそもこの世界の生物全ての起源が星外生命である可能性もあるが、ここではあまり関係のない話なので、とりあえず「神獣=神」と考えておく。

「エルデンリング」の始まりは「エルデの獣が大いなる意思に遣わされた」こと。そして、旧律においては「神=神獣」「エルデの王=竜王プラキドサクス」、黄金律においては「神=マリカ」「エルデの王=ゴッドフレイ→ラダゴン(マリカ)」であったと。「大いなる意思」と「エルデの獣」はそれぞれ別個の概念とすべきだろう。

暴竜ベールはエルデの王となるべく(或いは単なる敵愾心か)プラキドサクスと戦っただけの存在だろう。あの巨体でエーゴンの四肢をわざわざ破壊していることから、残虐性を感じさせるし。

そして、どのアイテムのテキストだったかちょっと見つけられないんだけど、「影の地が隠される前」という文言があった。
鎮めの塔の位置、狭間の地の中心の雲、影の地という名前、エニル・イリムが高みに位置すること。
これらを考えると、影の地は狭間の地により覆われた地下より下に位置する世界ということになる。「忌み捨てよりなお棄てられた地」というべきか。

一方で巫女への所業、壺の中身などから、現在の価値観からは到底受け入れられない儀式が行われていたことも伺え、まさに針の騎士レダの言う通り、「奴らもまた、無辜なる被害者などではない。ただ敗者となったに過ぎぬ」ということだろう。黄金律もまあまあ、他人のこと言えないことやっているし。

マリカは神獣を殺してエルデンリングを奪い、神となった。一方でゴッドフレイはプラキドサクスを打ち倒し、王となった。まさにこの二人は戦神と武王であり、この時代に相応しい指導者と言える。

とりとめがなくなってきたので、この辺で。

以下、本当のメモ。

割れ石のタリスマン…「月が落ちてきた」。アステール?
発勁…最初の印象と違って強い。次は使っていきたい
軽大剣…R2の出の速さが尋常じゃない上に連撃なので、R2メインの立ち回りがいいかも。そしてR2からのR1のつながりが非常にスムース。しかも近距離で使いづらい突きではなく薙ぎ払いで派生する。リーチは申し分ない。強靭削りはこんなもんでしょうという、ちょうど良い案配の武器
戦技「瞬雷」…ダッシュ攻撃につながらないのだけど、逆に言えばダッシュ攻撃がややクセの強い二刀流攻撃などにつなげると、良い感じかも
大刀…両手剣のタリスマンとのシナジーがでかい。葦名一文字こと大上段も良い感じだが、ウォークライでチェストも楽しい。

メリナの正体がはっきりし、ミケラとマレニアの思惑が分かったことで、全体的な物語の印象が大きく変わった。マリカは最初から最後まで思惑を通したということなのか。ミケラはラニと真逆の世界を夢見たんだけど、人の心までは分からなかったんだろう。優しく、そして酷い奴だと思う。そしてマレニアは憐れだと思う。恐らくはラダーンとの戦いの記憶さえ腐敗で壊れ、誉れも兄も失い、ただ待ち、朽ち果てるだけとなっていたのか。神となった後にミケラは迎えに行くつもりだったんだろうけど。

メスメルとラスボスはもう一度戦いたい。特にラスボスは非常に良い、DLCの最後を飾るに相応しい強さだった。対策が複数存在し、それをただ単調にやるだけでは駄目というのも良い。どの戦法でも必ず研鑽が求められる。楽しいDLCだった。攻略情報ほぼ遮断してクリアしたので、レダのイベントなど完全にスルーしてたので、現在、二周目(本編的には三周目)に向けて準備中……

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