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「はんこ」の、もらい方

おはようございます。

ブラック企業(不動産会社)で病んだ私は、仕事に悩む人の気持ちが痛いほどわかるので、ビジネスで結果をだす「考え方」や「知識」を共有して、不動産営業の味方になります。

【実績】

  • 3年で100棟の戸建住宅を開発

  • エリアは一都三県

  • 5社以上の不動産会社に勤務



不動産取引に根付く「はんこ」文化


「はんこを押す書類がおおいわね〜」

不動産取引をしていると、そう言われることが、よくあります。契約書、境界確認書、覚書、、、

さまざまな書類にはんこを押して、お互いの意思を表明するわけです。

個人的には「はんこは、電子化しちゃっていいでしょ」と思っていますが、いまだに紙ベースでやりとりをすることがおおいので、わたしなりの「はんこのもらい方」を書いてみます。

参考にどうぞ。


土地家屋調査士と、はんこをもらいに行ってみろ


みなさん(不動産業者)は、土地家屋調査士と共に、はんこをもらいに行ったことはありますか?

土地の測量とか、越境の問題で、近隣からはんこをもらうことがあると思いますが、土地家屋調査士に任せっきりの人が多いでしょう。

よければ、一緒に行ってみてください。

近隣からはんこをもらうシーンでは、土地家屋調査士は、けっこう”口下手”です。

実際に、その現場に立ち会ってみると「あれ?言葉が足りないな」とか「こういう伝え方をすればいいのに」と、感じることがあると思います。

そりゃ、そうですよね。

土地家屋調査士は、あくまで「土地の測量・登記・図面作成」が本業であり、近隣とコミュニケーションをとるわけでも、交渉してこちらの要望を飲んでもらうわけでもありません。

だのに、「測量業務」に付随して、境界確認書にはんこを押してもらうのが、実態です。

おおくの土地を扱っていれば、みんながみんな「はんこ」を押してくれるわけでもないので、わたしは、そういう場合、直接「はんこ」をもらいに近隣に突撃します。

やっぱり、お願いごとや対人コミュニケーションでは「営業」のスキルが活きるので、土地家屋調査士でなければ、すんなりとはんこを押してもらえることって、あるんですよね。


はんこのもらい方


知らない人もいると思うので、常識的なことからお伝えすると、相手からはんこをもらう場合は、まずは「こちらがはんこを押した書面を差し出す」のがマナーです。

相手から先にはんこを押してもらうのは、よくありません。

まずはこちらの誠意を見せてから、はんこをお願いするべきですよね。

また、土地の測量に関して、境界確認書や覚書等にはんこを押してもらうケースでは「みなさんから承諾をもらっているので、あなたもどうぞ押してください。」と伝えるようにしています。

同調圧力ってやつですね。

なんなら、押印済みの境界確認書があるならば、それらを見せながらお願いすることも。

みんながOKしているなら、わたしもOK。

こういった心理を利用して、相手に安心してもらいます。

これはつまり「はんこをもらえなさそうな人(要注意人物)は、最後にはんこをお願いする」ということです。

いっぽうで、確定測量の期間(近隣から、境界確認書をそろえなければいけない期間)が短いケースでは「はんこを押してもらえなさそうな人」からアタックするのが定石です。

先程とは、逆ですね。

はんこを押してもらうのに、時間を要するから、確定測量が不調におわるリスクが高まる。

だから、一番はじめに”あたる”わけです。

はんこをもらう順番は、考えなければいけません。


まとめ


内容をまとめると、、、

  • はんこをもらう書類には、
    先にこちらがはんこを押す。

  • 時間があるなら、
    要注意人物は”後”にはんこ。

  • 時間がないなら、
    要注意人物は”先”にはんこ。

  • 土地家屋調査士に任せるな。

では、年末までラストスパートです!不動産業者のみなさんは、一緒にがんばりましょう!また来週!


PS,,,

サッカーのワールドカップで、日本対クロアチアですが、延長のすえPKで、結果は「敗戦」

スペインやドイツに勝利しただけに、日本代表に期待したサポーターは多かったでしょう。

わたしも、深夜で眠気と戦いながら、必死に応援しましたが、ガックリしています。

本気になれるのもスポーツのいいところですよね。

わたしは、「日本代表にがっかりした」とか「だから負けたんだ」みたいな声があってもいいと思っていて、そうやって波乱や炎上が起きることで、熱が生まれる。

日本国民全員が「よくやったね」だと、それはそれで気持ち悪いでしょう?

また4年後、サッカー日本代表に期待します。

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