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『借地』を仕入れろ①【90軒目】

おはようございます。

あなたは「借地」を仕入れたことはありますか?

借地の仕入れは「土地を買う」のではなく、「土地を借りる権利を買う」という考え方で、底地人(土地所有者)との関係性とか契約条件とか負担する費用が複雑に絡むため、所有権の土地とは違い、仕入の難易度が高まります。

仕入のエキスパートを目指すのであれば、是非チャレンジしてみて下さい。

借地の話は長くなるので、2本立てにしました。

今回は基本的な内容ですが、少し漢字が多いので読みづらいかもしれません。

仕入に慣れてきたら、借地にチャレンジするのもいいと思いますので、ぜひ基礎知識を押さえてみてください。


借地を買え


わたしは、土地の仕入営業であれば「借地を買え」と思っています。

理由は2つ。

  • 土地仕入のプロとして磨きがかかる。

  • 買いやすい。

土地の仕入10年以上のベテランでも、借地をさわったことがない人がいます。

正確な知識や経験がないと、なかなか手を出せるものではありません。

そう考えると、借地を扱えるだけで、仕入営業としての市場価値が高まるのと言えますね。

さらに、借地を扱う仕入営業マンが少ないということは、借地の仕入は、競合が減るとも考えられます。

くわえて

借地を扱ったことがない仲介業者もおおくいて、もっというと、借地に詳しい仕入営業とつながりを持たない仲介も、結構いるんです。

ようするに、借地は、仕入のチャンスが多い。

ブルーオーシャンとまでは言いませんが、借地を扱える営業になることで、「競合の少ない海で漁をする」というのも、仕入戦略のひとつではないでしょうか?


借地は、どうやって仕入れるのか?


わたしは戸建開発業者ですので、借地を仕入れて、借地権付きの新築戸建を企画します。

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