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『不動産売買契約のフィードバック』

おはようございます。

みなさん、仕事は順調ですか?わたしは、終電もない深夜2時に、不動産会社のデスクでヒクヒク泣きました。不動産営業がつらかったのです。だからこそ、仕事で悩む気持ちがわかるので「みなさんのチカラになれたら」と思っています。

【実績】

  • 3年で100棟の戸建住宅を開発

  • エリアは一都三県

  • 5社以上の不動産会社に勤務



不動産売買契約締結


わたしは、いろんなところに不動産営業マンを抱えていて、かれらは、ときに「不動産取引」やら「物件調査」をしてくれます。

コピーみたいな役割を担ってくれていて、私が忙しいときには、とても強力な助っ人になるので、大変ありがたい。

なかには不動産素人もいるから、きちんと指示をしないと、トラブルやミスを引き起こします。

いや、過去形ですね・・・

ミスやトラブルを引き起こし”ました”

ただ、なんとか問題は解決して、収益不動産の売買契約がおわりました。

いまは一段落といったところです。ほっ

そんなトラブルメーカーであるコピーくんにむけて、不動産取引にいたるまでのフィードバックをおこないます。

フィードバックとは、相手のアクションに対して、改善点や評価をあたえる行為です。

コピーくんに対して口が悪くなるかもしれませんが、一定の信頼関係が担保されているからこそです。

では、ダメ出ししていきますね笑

コピーくんは「K」と表記します。


フィードバック1『了解です・・・?』


わたし:「契約書を確認しておいて」

K:「了解です!」

わたし:「時間ないから、対応してくれない?」

K:「了解です!」

わたし:「この特約をいれるといいよ」

K:「了解です!」

・・・・・・・。

すこし、違和感ありません?

コピーくんとの仕事のやりとりは、基本的にテキストを使いますが、なんでもかんでも「了解です」と返ってくるんです。

なんというか、理解していない気がしますよね。

適当とは言いませんが、やはりテキストだけのやりとりで「了解です」だけでは、情報が不足します。

「対応しておきます」とか「こういう特約をいれておきます」といったふうに、こちらの不安を解消するような返しを心がけると、もっとコミュニケーションが円滑になるでしょう。

というか・・・

「承知しました。」な!

ビジネスシーンでの「了解です」は、目上の人に対して、ひかえたほうがいいです。

「承知しました」「かしこまりました」または「わかりました」を使うべきであり、決して「了解です!」ではありません。

今回の取引には「不動産投資家」も絡んでいます。

もしかしたら、投資家さんに対しても「了解です!」を乱発するかもしれないので、すぐに訂正させました。


フィードバック2『伝え方』


収益不動産の売買には、不動産を売る「オーナーさん」がいます。

そのオーナーさんが「いいよ」と言わなければ、金額や条件はかたまりません。

あたりまえのことですよね?

そのためには、買いたい人の要望をうまく伝えないと、オーナーさんが気分を損ねたり、ひどいときには怒ったりします。

だから、伝え方は大切です。

下記のやりとりは、ほんの一例ですが、コピーくんがオーナーともこんな調子でやりとりしていたと考えると、少しゾッとします。


わたし:「賃貸借契約書みせてくれる?」

K:「理由がないと、見せられません!」

わたし:「・・・契約のために、事前に賃貸の内容を確認しておきたいんだ。」

K:「了解です!」


わたしは、よかれと思って賃貸借契約書を確認したいのに「見せられません!」と一蹴されたら、そりゃカチンときますよね。

「見せられません!」ではなく「なんのための確認なのか、お伺いしてもいいですか?」と言い換えるべきです。

コピーくんに悪気はなくとも、このへんの言い回しだとか、伝え方の工夫は改善する余地があります。


フィードバック3『自己完結』


詳細は有料マガジンに書きますが、今回の取引はトラブルがたくさんありました。

コピーくんが自己判断してしまうシーンが3回以上もあったからです。

不動産購入者からの「土地の測量をしてほしいです」といった要望を「大丈夫だと思います!」と自己完結してしまったり・・・

わたしの指示から、コピーくんと相手でやりとりがすすみ、どんどん話がふくらんでいたにも関わらず、わたしに共有されなかったり・・・

おかげで、取り返しがつかない事態に発展しました。

ばかやろうめ!

不動産取引の素人に、収益不動産(土地つき)の売買は、難易度が高いのです。

「つど、わたしに情報を共有するように」また「勝手に自己完結するな」といいました。

けっきょく「助けてください!」とコピーくんに泣きつかれ、わたしが直接出向くことに・・・


おわりに


とはいえ、若くて経験が浅いのに、コピーくんが頑張ってくれたおかげで成果につながりました。

記事では「ダメ出し」のみですが、実際には「コピーくんのよかった点」も含めてフィードバックしています。

こうやって軌道修正して、どんどんイケてるビジネスマンになってくれたら本望です。

なにより、わたしが助かります。笑

ふりかえることで「なにが足りないのか?」「どこを伸ばしてくのか?」が明確になるから、フィードバックはおすすめです。

では、また来週!


PS…

え、なに?今回の不動産取引の内容?

「了解です!」

それは【不動産開発マガジン】のほうに、本日11時に投稿します↓


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