自分の『土俵づくり』を意識する!
おはようございます。
木曜日の7時なので、不動産の仕入営業に向けて「成果をあげるヒントになる記事」を投稿します。
重要!自分の土俵づくり
キャリア形成と似た話なんですけど、やっぱり、「自分だけの土俵づくりを意識する」というのは、非常に大切です。
たまたま、知人から、大手仲介や仕入からの「転職報告」が相次ぎました。
聞くと、かれらに理由は決まって
「競争に疲れた」「他人評価やノルマへの不満」です。
わかります。
わたしが主戦場とする「戸建用地仕入れ」では、競争が激しくて、転職も多い業界ですからね。(仲介も然り)
ただ、ひとつ疑問なのが、「わざわざ転職をする必要があるのか?」という点です。
会社を変えると「収入が上がる」「仕入契約が増える」「人間関係が変わる」があるにしても、それって、会社を変えなくても可能だよね?ということ。
「副業推奨」「SNS文化」「情報化社会」のいまでは、会社を変える必要性って、「上司による理不尽なパワハラ」「勤務体制」など…自身で、どうしてもコントロールできないことに限られるのでは?と感じます。
別に
「競争からの脱却」「他人評価への不満」は、会社を変えても解決しないと思うんですよね。
で、おそらく
これって、発想の違いで…おそらく転職者は「最先端に追いつこう」「ナンバーワンを目指さなければいけない」みたいな強迫観念があったのかと。
仕入営業は、数字がハッキリするから、優劣が明確です。
こうなると、他人と比べてばかりの目線になりがちですけど、一歩ひいて、『自分の土俵づくり』を意識すれば、冷静になれたりします。
いや
たとえば、IT業界で最先端を目指そうにも、優秀なIT人材が世界中から集まる「アメリカ」とか、国を挙げて技術改革をおこなう「中国」などを追い越すのは簡単じゃない。
競争は、不動産業界に限った話ではなく、どこの世界線にも存在します。
転職したところで、自分よりも優れた営業マンなんて、必ず現れるんです。
となると
レールの上を走って一番を目指すより、自分が他社よりも優れた点を見出して『自分だけの土俵づくり』を意識するのが大切になってくると思うのです。
ようするに
最前線を知った上で、そこに「追いつこう」「追い越そう」とするのではなく、「どこで勝負するべきか?」または「どのように競合がいない世界線を作り上げるか?」ということですね。
自分をブランディングする。
勘違いしていけないのが、いったんは「既存のレースで、頭角を表す必要がある」ということ。
まずは「他人評価から逃げない。」「競争で勝ち上がるために、最善を尽くす。」をやるべきです。
頭の片隅に、土俵づくりを意識しながら…。
こうして、ある程度の実力を身に着けたら、自分だけの顧客、一定の層、ある種の「会員」を作り出すことで、ライバルとの差別化をはかるわけです。
わたしは、他の記事でもあるように、3年で100棟の戸建分譲をおこないました。
飛び込み営業を一切やらない独自の営業手法で、当時、オープンハウスや三栄建築設計に負けずに、バチクソに土地を買い漁っていた記憶があります。
もちろん、オープンハウスと競合したわけだから、ゴッソリ狭小地も買いました。
近隣や越境問題と、真正面から向き合うことで、ビジネスマンとしての「筋力」「基礎」「経験」を積みます。
ほんで
とにかくお祭り事がすきなわたしは、いったん、『THE・不動産業界』から『エンタメの世界』に足を踏み入れるわけです。
おっさんがティックトックの話をしていたり、金髪がデスクワークしていたり、不動産業界では考えられない世界が広がっていました。
ペーパーレスで効率的な働き方を目の当たりにして、わたしの「飛び込み営業なんて非効率だよな」に、ますます磨きがかかります。
また、本日7時30分に投稿予定の『ノルマがない仲介の強み』という記事にあるように、わたしだけのお客様、わたしだけの活動内容が生まれて、仕入営業の中でも珍しい「エッジの効いたビジネスマン」に仕上がっています。
知人からは「変わり種」で通っていますが
「狭小地がピカイチ」「他業界とのつながりの強さ」もろもろで、自身のブランドを確立できていると感じます。
活動「期間」「場所」を切り分ける
人には、ステップがあります。
社会人1年目であれば、「いまは修行の時期だ」と割り切ることで、多少の理不尽や不満を飲み込めるでしょう。
「ここは、お金を稼ぐ場所だ」であれば、お金を稼ぐ以外のことに時間をつかっている暇はありません。
「サラリーマンをしているわたしは、いま、『自分』というブランドを作り上げているのだ」であれば、中長期的な目線で働けます。
はじめにあった転職者のように、競争や他人評価でいっぱいっぱいになることがありません。
「サラリーマンの時間」を、全部ごちゃまぜにするからいけないのです。
きちんと、仕入営業を軸にして『自分だけの土俵づくり』を意識するのがおすすめです。
工務店にいたならば、建物に異常に詳しい仕入営業でもいいでしょう。
元ホストなら、夜職に精通した仕入営業も面白いですね。
様々な仕入営業がいて、いいと思います。
競合が入り込む余地がない、あなただけの得意なジャンル、いわゆる「土俵づくり」を意識して働いてみてください。
仕事がもっと楽しくなるはずです。
では、また来週!
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