ホワイト不動産会社の罠

今回は、私が思う『罠』について記事にしました。
最近、重めの記事を連投しているので、今回は、比較的サクッとした内容にしました。

ひとり時間にでも、ななめ読みしてもらえたら。
では、どうぞ。

私がおもう、ホワイト企業の罠

コンプライアンスを強化する会社が増えました。
「働かせすぎずに、パワハラに気をつけようぜ」と。

この流れは、サラリーマンからすると
「働きやすくていいな〜」という思いに繋がります。

そんな中、私はこう思っています。
「ビジネススキルが向上しない、ホワイトな不動産会社が増えちゃっているんじゃない?」と。

ポイントは、ビジネススキルが向上しない点です。

なにが言いたいかというと
「残業がなく、従業員に優しいホワイト企業」には「学びもそれなりで、ビジネススキルが向上しずらい」罠が潜んでいるということです。

言い換えると「自発的に努力をしないと、ホワイト企業で急成長は難しいぞ!」です。

個人で稼ぐ能力が求められる現代において、ホワイト企業の言う通りに働いているだけでは、リスクです。

「ごりっごりのブラック企業」から「ムーニーマンよりも真っ白なホワイト企業」まで、まったく色がちがう不動産会社での勤務経験があります。そんな私がいうので、多少、説得力があるはずです。

なぜそう感じたか?
次章につづきます。

ホワイト不動産会社の実態

ホワイトな不動産会社は、細かく業務内容を確認したり、部下のミスを責めたり、無理なノルマを与えません。

なぜなら、従業員(部下)から「パワハラだ!」とか言われて、訴えられることがコワイからです。

やっぱり、組織の上の立場の人からすると、自己保身の気持ちに走る人は少なくないと思います。

こうなると、下の人間に対して、ある一定の距離感を保ち、当たり障りのないやりとりをする人が増えるのは自然なことです。

「そこまでしろと言っていない。だから、私に責任は無い」というふうに、逃げの手を打っておく人もいます。
今の世の中、ある程度、仕方がありません。

揉め事が起きない組織をつくりたいホワイト企業からすると、お互いドライな人間関係でいることが最も適している時代です。

ホワイト不動産会社で感じた危機感

ホワイトな環境にはいい面がありますが、この環境に甘えているうちは、いくつになってもデキるビジネスマンになれないと思っています。

こんな職場環境で一流のビジネスマンが生まれますか?

  • 細かく業務報告せず「なあなあ」で済む

  • 強く指摘されない

  • 失敗を責められず原因を振り返らずOK

すべてホワイト企業特有の『逃げの一手』です。
(もちろん、一部のホワイト企業には、伝え方や指導が上手くて結果を残せる組織も存在します。)

私は、ホワイト不動産会社に勤めた時に、ほどほどに働く先輩社員をみて「あっ、この環境に慣れるとヤバい。」と危機感を覚えた記憶があります。

雑談の割合が多く、仕事をやったふり、常識的なスピード感で、毎日同じことの繰り返し。

先輩社員は、結果を残せないことに不平不満をもちはじめて、都合のいい言い訳を並べるようになっていました。
それなのに、定時にしっかり帰宅して、次の日は出社時間ギリギリにやってきます。

不動産業界において、結果を残すためには、異常な行動量や非常識な思考が必要です。

「ほどほど」に「人並み」で飛び抜けた結果は出せません。
ブラックな環境では、半強制的に、異常者になれます。そういった意味では、勝ち組になりやすいのですが、ホワイト企業はそうはいきません。

本当に結果を残したいと思うならば、ホワイト不動産会社に依存せずに、自発的に動く必要があるのです。
ホワイト企業という「ぬるま湯」に浸かりすぎて、気付かないうちに「茹でガエル」にならないように、危機感をもつことをすすめます。

ではまた(^o^)/






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