2012年9月5日の日記


 昨日は遠雷を見た。


 1週間ぶりのランニングをしている最中のときだった。大体18時半ごろで、夏の盛りとは違い、もうそのころには日がくれかけてあたりは暗くなっていた。川のこちら側は晴れていたけれどむこう側は雲に覆われていた。そして対岸を覆うその雲はところどころ輝いていた。どういうことか?つまり雷が発生していたのだ。いや、ただ雲が光っているだけで、雷は落ちていなかったのかもしれないけれど、沈む夕陽にかすかにてらされてピンクとも紫ともつかない色に染められた雲のところどころが輝いているのはどこか異様な光景だった。しかもこちら側は晴れているのだ。

 遠くで雷が発生している。しかしこちら側は晴れているのでその恐怖におびえる必要はない。しかし雲がいつこちら側まで侵食してしまうかわからない。対岸の火事の安心感と目の前に軍隊がせまっているときの不安が同時に襲ってきているような、尋常ではない気分に私は陥ってしまった。こういう矛盾した感情にひたるのが、正直私は好きである。

 ちなみに、ランニングは久しぶりにしてはなかなか悪くないものであった。しかしひどかったのが虫である。もう服や腕にこれでもかというくらい子バエが張り付いた。今シーズンで多分一番くっついたかもしれない。流石の私も辟易してしまった。段々と涼しくなってきて、また夏の初めと同じように虫がたくさん発生しているのだろうか。全く生命の営みとはいえはた迷惑なことである。


 ついでに月曜のことも書いておこうか。とはいってももちろん特に書くことはない。ジャンプがそこそこ面白かったことぐらいだろうか。トビの正体がオビトだということが判明し、ナルトが少し面白くなってきた。最近まじでジャンプをつまらないと感じ始めていたので、素直にジャンプを面白いといえて嬉しい。

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