俺って何が好きでEDHやってんの?

いってつです。

30thプレマが欲しすぎるので、僕もマジックとのあり方をしたためようと思います。

この記事はカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」をある程度遊んでいる方に向けて書かれています。

EDHが好きなのかマジックが好きなのか

めちゃくちゃ難しい質問だ。僕はEDHも、それ以外のマジックのフォーマットも好きだが、それぞれが好きな理由は少し違う。

まずはアナログゲーム来歴を話そう。※読まなくていいです

小学生の時からデュエルマスターズ、中高生では遊戯王、大学生ではボードゲーム、いまはマジック、という風にアナログゲームを楽しんできた。

小学生、デュエルマスターズで遊んでいたころはトレードが好きで、いろんな所へ遊びに行ってトレードしてより強力なカードと交換していた。相手が持っていない、かっこよくて強いカードで勝つことが楽しくて、カードゲームの戦略性はよくわかっていなかった。

2004年、デュエルマスターズに初めてカードの使用制限(殿堂入り)が定められたが、当時の僕には《エメラル》や《サイバー・ブレイン》は「弱いカード」だった。かっこよくも、派手でもなかったからだ。このころは「カードを所有する」「カードの力を使う」ことに喜びを感じていた。

年表 | デュエル・マスターズ20周年特設サイト - タカラトミー より引用
このページ見てるといろんな感情が沸き上がってしぬ

ときどきバトルアリーナにも出ていた。たぶん0-5とかしてた。しかし周囲にそこまでモチベーションのある友達はいなかったので、「バトルアリーナに出た」だけで自慢できた。

中学生、遊戯王OCGに触れるようになり、「アドバンテージ」「テンポ」という概念を知ることになる。帝デッキ最強。光っていないカードで光っているカードを粛々と倒すことに快感を感じるようになっていく。

高校生、その傾向が強まり、帝ガジェやメタビートを握るように。

ここまでの僕はイベントに出ることはほとんどなく、仲間内だけで遊んでいた。大学生になると行動範囲が広がり、社交性も多少は身につけて人と出会うこと、人と仲良くなることを楽しいと感じるようになる。

アイスブレイクゲームをやボードゲーム通して人と楽しく過ごすということに喜びを感じるようになった。

ここからは読んでくれ

社会人になるとアナログゲームを遊ぶ機会はめっきり少なくなってしまう。文筆業を志望していたが全く食っていけず、サラリーマンをしながら同人誌を書いたり、ちょこちょことシンドめの仕事をする日々。

脚本を担当した同人ゲーム『3rdeye』

マジック:ザ・ギャザリングにEDHというボードゲームっぽい遊びがあると知り、強く惹かれる。二人対戦のゲームにももちろんコミュニケーションは存在するが、ゲームに参加する人数が増えるにつれ、ゲーム中に交わされるコミュニケーション量が加速度的に増えていく。より多くの人と会話しながら、自分の資産(デッキ)で勝利をめざしてプレイしていく。それってめちゃくちゃ楽しそうじゃないか?

「晴れる屋チャンネル」「開封大好きよしひろ」で多少勉強。アリーナでルールを勉強。

晴れる屋の初心者体験会でマジックデビュー、スタンダード平日大会で3-0できる程度にマジックになれたころに統率者戦を始めた。

つまり、僕にとってマジックをする動機はEDHであり、EDHを遊ぶ動機はたくさんの人と出会い、楽しい時間をすごすことにある。

EDHには「好きなカードやコレクションを自慢しあう楽しさ」「シナジーやアドバンテージを意識するゲームの楽しさ」「人と出会い、ともにゲームつくる楽しさ」がある。

コジレックデッキのメンターと。

サンキュー、マジック!

EDHにハマりすぎ、この楽しさを伝えたいという気持ちが募りすぎた結果、晴れる屋のライター募集に飛び込んだ。

晴れる屋に入社した後もやることは同じ。ひたすらEDHのデッキを作って、ひたすらEDHの記事を書く。たまに動画に出る。

マジック、そのなかでもEDHは僕がアナログゲームに求めるすべての要素が詰まっている。いま、その楽しさを伝えることで生活ができている。

マジック、晴れる屋、よしひろさんは文筆家としての僕の人生を大きく好転させてくれた。

僕も誰かにマジックを伝えて人生を明るくしたい。マジックを盛り上げて、マジックコミュニティをもっと明るくて楽しい場所にしたいと思っている。そうして今晩も平日統率者集会に出て、記事を書く。

話しかけてくれたり、応援してくれる皆さんもありがとう。皆さんの応援のおかげで僕は今日も楽しく働けます。

おまけ

晴れる屋では記事にしなかったグランチストンピィを紹介。動画としては一本収録されているのでお楽しみに。

毎ターン3人のプレイヤーに恩恵を与えるグランチを統率者にすえつつ、マナ加速、《ドルイドの誓い/Oath of Druids》《中心部の防衛/Defense of the Heart》でストンピィする。

コンボは無いものの、4枚の《無のロッド/Null Rod》のおかげで、高速コンボデッキともそこそこゲームできるのもいい。

この記事を書いたのは

いってつ
脚本家、小説家、ライター。
映画と写真、マジック:ザ・ギャザリングが好き
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(he/him)

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