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しめじ
2023年2月16日 20:01
桜の木の下で私は待っている今日もあの人が来るのを私は待っている川辺を吹き抜けるまだ冷たい風揺れ落ちる白い花びら待つのは別に苦じゃない待っている間ずっとあの人のことを考えていられるから今日もあの人のごつごつとした手に引かれ川沿いの道を歩くだろう時折、足を止めて私が用意した紅茶を水筒の蓋で交互に分け合いおいしいね、あったまるねと言いながら飲むのだそれにしても、今