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年下の人

※ こちらの内容は、ウェブサイト(現在は閉鎖)にて2016年~2019年に掲載したものを再投稿しています。内容等、現在とは異なる部分があります。ご了承ください。

そういえばここ最近一緒に食事をしたり、会って話をする機会のある人たちは年下の人たちばかり。特に意図してそうしているわけでもなく、誘ってくれる人たちがたまたま年下の人たちばかりだからなんだけれど。

そんな彼らとの時間がいつもとても楽しい。
ぼくが年上で、複数人でお会いするときにもぼくが年長だったりするのでみんなにエラそうにできるといった理由などではもちろんない。
それどころかたいていの場合、ぼくの方が年下なのではないかと錯覚するほど彼らの頭の中にあること、考え方などを聞くのがとにかく楽しく、学ぶこと、刺激をもらうことが多い。

考えてみれば、かなりおじさんであるぼくからそろそろおじさんのみんなを見ているから年下だというだけで、若い人たちからすればみんなおじさんなわけで、この年齢になると年上も年下もない。

そんなお付き合いのある人を業種別で考えるとデザイン関係のお仕事をされている人が圧倒的に多く、それに次いで同業の人がわずかにおられる程度。
そう思うと改めて交友範囲の狭さ、少なさに我ながら舌を巻きそうになる。
だけどデザイン関係のお仕事はとても多岐に渡るので、飲食関係と一括りにする以上にそのジャンルは多い。

最近こういった年下の人たちと話をしていてそれがデザイナーさんであれ、同業の人であれ受ける印象に共通する部分があることに気がついた。

まず、みんなとても賢い。

そりゃお前比じゃ、みんな賢くも見えるだろwwwといった身もふたもない話は置いといて。
そしてそれ以上に強く受ける印象に、自由さというのがある。

異業種であるデザイン業界のことはわからないけれど、個人的に感じるぼくらの業界、そこに漂う閉塞感みたいなものを打ち破るものがあるとすれば、彼らのような 自由さな気がした。


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