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眼鏡、その後。

※ こちらの内容は、ウェブサイト(現在は閉鎖)にて2016年~2019年に掲載したものを再投稿しています。内容等、現在とは異なる部分があります。ご了承ください。

眼鏡にお世話になるようになり、1ヶ月ほどが過ぎた。
最初こそ、まるで虫眼鏡みたいだと驚き違和感を覚えたものの、いまでは文章を読んだりブログやメールを書くときなど、とても快適になった。
ところが眼鏡に慣れていないものだから、何かの拍子につい目線を上げては酔いそうになることがしばしばある。
そう、これは老眼鏡なので近くのものに焦点が合わせてある。確かお店の方は「40cmほどの距離に合わせてあります」と話されていた。
それと「遠近両用のレンズもあるんですが眼鏡に慣れてない方だと酔うと思うので、そちらは慣れてからの方が良いと思います」とも話されていた。

老眼鏡を使うようになって、視線というのは短い時間でも思いのほか動くことに気づいた。そのため視線を動かす度に眼鏡をかけたり外したりが、とにかく面倒で仕方がない。だからぼくも気づけば、遠くを見る際には眼鏡を鼻先まで下げて上目遣いになっていた。
まるで桃屋のCMキャラクターだった三木のり平さんや、田舎へ行くと見かけたオロナミンCの看板に描かれていた大村崑さんのようだ。
眼鏡を鼻先にかけて上目遣いで話されている人といえば東国原さんが思い浮かぶけれど、彼の映像を観る度にぼくは、この人はどういったキャラづくりをしようとされているのかと思っていたけれど、あれは老眼鏡のせいだとわかった。

とにかく便利なようで不便を感じる老眼鏡だけれど、鼻先にかけていると今度は落としそうになる。
そういえば眼鏡を首からかけている人がいたな、と思い浮かんだのが料理の鉄人 坂井シェフだった。身近な方だとポンシェフ(ポンレヴェックの大山シェフ)、池田シェフ(レスト)が確かそうだった。
どの方もぼくより年上だと思うと、きっと老眼鏡なんだろう。
そこで早速、ぼくも眼鏡ストラップなるものをamazonでポチり。

眼鏡を鼻先にかけて上目遣いになったり、ストラップをすると途端に自分がおじいちゃんになった気分にもなるけれど、確かに部屋にいるときなどには便利だと思う。
でも、外出するときには眼鏡を首からぶら下げているのも邪魔だし、結局大きな眼鏡ケースに入れて持ち運ぶしかないんだよなぁ・・・

老眼鏡を使われている方は、みなさんどうされているのだろう。

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