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日々是好日

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2024年4月の記事一覧

天才とマネジメント

先に述べたように天才は感覚的に「できてしまう」ので、それを他人に引き継いだり委ねるといっ…

天才の盲点

天才や才能という響きには、やはり惹かれるものがある。 ここまでに述べてきたように陰の側面…

知的好奇心や認知的欲求も怪物なのかも知れない

昔から天才や才能に溢れた人を想起する際、自死によって早逝したイメージがついてまわる人も多…

退屈なヒットチャートにドロップキック

もうしばし、凡人による天才の考察を。 ここでは便宜上、天才的、天才肌、天才気質などすべて…

多作は才能に勝る

知人に、とても多才な人がいる。ジャンルに捉われず、次から次へと新しいものを考えては生み出…

凡人による天才の考察

これは職種問わず、また仕事以外に趣味の世界などでも多くの人が一度や二度は耳にされたことが…

お洒落じゃなければレジェンドでもない自分とクリエイター的なもの

先日、パン屋さん時代に大変お世話になった清水美穂子さんとお会いした。そのときと、その後のやり取りの中でこんな話題になった。 いつから「オシャレ(と言う言葉)」を使うのが恥ずかしい空気になったのか。という切り口から始まりSNS論になったところで、ぼくが「そろそろnoteで書こうと思っていたタイトルが『さよなら Instagram(SNS)』なんですよ」と、話が盛り上がった。 SNSについては以前にも書いているんだけれど、今回の本題ではないので少しだけ触れて、また別の機会に述

コンプレックスの正体

ぼくは中学生のころからなんとなく、地方コンプレックスのようなものが漠然とあった。それが大…

見ているけれど、見えていない

毎日のように通り慣れた道や見慣れた風景のはずなのに、ふと違和感を覚えることがある。 つい…

井の中の蛙、大海に出て「無知の知」を自覚する

ぼくは小さな街で生まれ育ったので京都市へ出てきたとき、うわっ、めっちゃ都会に出てきてしも…

それは機会損失だと思う

ぼくに郷土愛や土地への執着心が欠落していることは先に述べた通り。 これは共感を得られるこ…

関西人とオチ

ぼくは京都府の北部ではあるけれど一応、関西人としてこの世に生を受けた。 子どものころから…

三都物語

もうしばらく、関西と関西人ネタを。 関西の三都といえば、おそらく大阪・京都・神戸を思い浮…

ここはどこ? 私はだれ?

昨日述べたように多くの人は地元愛や郷土愛に溢れていて、ぼくのようにそれがない人間は、かなりの少数派だと思う。 また、ぼくは客観的かつ冷静に自分のことをつまらない人間だと思っているので、ここで嬉々として自分自身のことをあまり綴ろうとも思わない。しかし、この話は文脈的にも書いた方が伝わり易い気がするので、少し自身のことを述べさせていただくことにする。 ぼくが生まれ育ったのは京都府北部にある福知山市というところで、京都府は縦に広いため北部と南部ではいろんな面で随分と違う。 「京都