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日々是好日

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2024年3月の記事一覧

ムチャを言い過ぎだろ

少し前、無性に天津飯と餃子を食べたいと思い、近所の中華系チェーン店へ行ったときのこと。 …

ハンバーグとエビフライ 

昨日は、ぼくの感じたお茶屋さんの文化や歴史への畏敬と、ただただ感服するばかりの仕組みにつ…

信用経済

お茶屋さんが非日常な空間であることは、多くの方の認識としてあると思う。 ぼくらは当たり前…

高尚な、たまごっち

ぼくは世間的には完全に大人だけれど、お酒の絡む大人の遊び場所には、まったくというほど縁が…

一見さん、お断り

ぼくは、このイベントの日を加えると実はこれまでに三度、花街のお茶屋さんへ行ったことがある…

「そうだ お茶屋さん、行こう。」 

イベント終了後、打ち上げをするとのことで言われるがままついて行った先は祇園だった。 三國…

至福の時間

喫茶店で結構な時間を話し込んだのは、止まないぼくの質問と好奇心が理由だった。 もちろんそれだけでなく、過去に三國さんが出演されたドキュメンタリー番組などの話題になったのは、やはりぼくが拝見したことを伝えたい衝動に駆られたためである。 「一番最初のドキュメンタリーでは、こう言われてました」 「ニューヨークのフェアでは、こんな料理を作られていましたよね」 「スイスのホテルでフェアをされたときには・・・」 「横浜のホテルでプロデュースをされたときの番組では・・・」 「行き

あんみつとコーヒー

三國さんとのイベントは夜だったので、仕込みを終えると結構な時間がある。 ここで姐さんの「…

憧れることの幸せ

イベント当日のこと。 三國さんとのコラボと銘打つだけに、パンもデザートも「これが、いまの…

「世界のミクニ」 と 「上京区のニシヤマ」

2013年の晩秋、滋賀県の「蔓ききょう」さんがイベントをされるとのことで出てもらえないかと、…

おそらく、これを「エモい」という。

ぼくがフリーズしてからどれくらい経過しただろう。時間の流れが異様に遅く感じる。 テーブル…

恐怖の主賓席

ぼくの浮かれた空気を緊張感漂うものへと一瞬で変えたのは、同じテーブルに着かれた主賓のみな…

忘れられない、とても大きな仕事

2009年だったと記憶しているけれど、西澤さんご夫妻は滋賀県の大きなホテルで盛大な結婚式を挙…

18歳のときのぼくに伝えたい

西澤姐さんは、現在の「炭火割烹 蔓ききょう」さんをはじめられる前、祇園四条駅からすぐ近くにあるカウンター8席だけのとても小さな鶏料理専門店「うずら屋」さんで料理長をされていた。 こちらは現在、姐さんのお弟子さんだった大島さんが店主となられ、かなりこだわりのある食材を使い、独創的で美味しい鶏料理をお手頃な価格でいただける。姐さんに鍛えられただけあって、大島さんのお料理もとても美味しい。 姐さんのキャリアをさらに遡ると、うずら屋さん以前には京都の北区で小さな料理屋さんを営んで