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私がもし日本で子供向けの英語教室を開くとしたら その2

前回の記事で、「外国人を怖がらない子どもを育てたい」と書きました。


え、英語ペラペラにしてくれるんじゃないの?
小学校や中学校の英語のテストでいい点を取らせる勉強をさせてくれないの?


色々思われることはあるかもしれません。
英語を「いい発音」でペラペラ話したり、自分から道行く外国人ぽい人を見つけて話しかけにいく…、そんな子たちはもちろん素晴らしいですが全員がそれを目指さなくても構いません。


英語や外国人を好きになる必要すらありません。
ただ怖くない、横に外国人がいてもヘンに緊張しない、それで十分なのです。
その状態を私の教室では目指します。


アメリカ人も「だるまさんころんだ」で遊びます。
アメリカ人の子どもたちもも「だらだらご飯食べてないで片付けなさい!」と親によく怒られています。
アメリカ人も毎日犬の散歩をして運動不足の解消をしています。
アメリカ人の親たちも子どものスマホを止めさせるのに四苦八苦しています。


私たちと同じような生活をしている現代人なので、「何か言って怒られたらどうしよう?伝わらなくて怪訝な顔をされたら怖い…」などと怖がりすぎないでくださいね。


ではどのようなトレーニングをすれば「外国人が怖くない」状態になるのでしょうか。


英語の音を聞き分ける耳と、自分の好きなものを相手に伝える力が育つと相手が日本人だろうが外国人だろうが怖くはなくなります。



繰り返しますが、相手のことを好きじゃなくていいんです。
社交的でなくても大丈夫です。
そんな子でもちゃんと英語を使って喋ったり、チャットを通じてコミュニケーションできるようになります。



この部分が一番時間がかかり、数値化しにくい部分です。
他の英語教室をいくつか見学してみましたが、この部分に力を入れている教室はほぼありませんでした。



逆にこの部分をクリアすると、勉強方法がグッと広がり、私の教室を卒業して他の目的特化型の英語教室に移っても楽しく自発的に学んでいくことができると思っています。


私は現場でアメリカ人の先生たちが、どのように子どもたちに個別最適化したアプローチをしているかを目の当たりにしてきました。


この投稿を読んで頂いてもあまりピンとこないかもしれませんが、私が目指している理想像を皆さんと共有できれば幸いです。


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