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幸せのイメージは捉えた瞬間過去になる

(この記事は大学時代に書いたものの再投稿になります)

9月になりました。大学4年生の僕にとっては最後の夏休みが終わりかけているわけで、なんともこう、うーんと感慨深いものがあったりなかったり。あと、個人的になんだけど、ずっと続けてきた塾のバイトの関係で中高生の夏期講習が終わった9月が僕にとっての本当の夏休みになるわけでもあるのです。つまりはこの9月が人生最後の夏休み、その中でも夏休みの本番もいいとこってわけ。続く雨の影響で、気付けば涼しくなった夜の風を浴びてはちょっぴり寂しくなったりしています。

そんな今日のテーマは「#思い出の曲」

どの曲の話をしようかな〜なんて、大学生活だったり受験生活だったりいろんなことを思い出してみたんだけど、なんとなく今日の気分で、大森靖子(以下、せーこちゃん)の『みっくちゅじゅーちゅ』を紹介します。

一応公式Youtubeのリンクね。
黒宮れい主演のPVもすっごくいいのよ、みんな見て。

この曲のすっごく好きなところは、内容も曲調もキラキラしててとってもポップなんだけれど、どこか危うさというか儚さみたいな、うまく言えないけれどそういう何かを感じるところ。
大人になりかけているけれど、全然子どもで。だからこそ「はやく大人になりたい〜!」って背伸びをしているところもあるんだけど、それでもどこかで「今しかない若さ」を大切にしながら、ただひたむきに前へ前へ、、、そんな夏のイメージなんだよね、この曲。

18歳、高校三年生の自分を改めて振り返ってみると、進路も人間関係も全部全部含めて、先の見えない毎日をただひたすら真剣に過ごしていたなって思うし、それが楽しかった。ほんとずっと勉強していたしね。

でも、お勉強だけじゃなくって、人との関係について振り返ってみても、充実していたなあって思う。大人に近づいたからこそ、ふとしたきっかけで今までよりも他人の中に踏み込んでしまったりして。だからこそ傷つけてしまったり、傷ついたり、ね。

そんな初めてのことばっかりで、どうすればいいかわからない毎日をただひたすら真っ直ぐ過ごしていく。たまにはうまくやりながら。
とりあえず手当たり次第で動いてみて、後々後悔したり。かといって、何もしなかったらしなかったで「あの時ああ言えばもっと、今より幸せだったかな」とか、そんなことを後悔してみたり。ちゃっかりしながら、それでも全部がうまくいくわけじゃなく、できないこともいっぱい。
そんな夏だったな〜。

話を戻しまして。せーこちゃんの『みっくちゅじゅーちゅ』はそんな気持ちを思い出させてくれるような気がした。気付けばもう23だし、少しずついろんな意味が分かりかけてるけど、手探りで傷つきながら駆け回ってたあの感覚、忘れたくないな。

夏休みもあと少し。毎日を大切にしながら生きていたいな。

#思い出の曲

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