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秋風【詩風】

風の低い音や高い音に合わせて

葉が、枝が揺れ動く

木の根元は ずいぶんどっしりとしているが

葉が、枝が風に合わせて揺れ動く


葉っぱは いつの頃からか 落ち始めていて

あと少ししたら、色とりどりの葉で道を彩るのだろう


秋の森はずいぶん賑やかで

鈴虫やコオロギの音がすると思えば

蝶や鳥、とんぼが飛びかっている


夏の気配は すっかりなくなり

今日は 秋晴れの良い天気

風が強いくらいだ


ほんの少し 強い日差しを背に浴びて

帰り道は少し汗ばむものの

気持ち良い気分で歩く


色んな生き物の声がする


足に落ち葉が触れる


世の中は相変わらず憂えた様相を呈しているが

そばにあるもの(自然)はこんなに美しい

一人ではない 一人ではない

少なくとも今日散歩したこの道は

多様な生き物で溢れている

私も生きている、草も木も虫も動物も

風も太陽も水も

身近な自然に触れて息吹を感じた

ある秋晴れの日に

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今日は風が気持ち良く、昼休憩に久しぶりに散歩をしました。私の住む場所は9月に入るとほぼ同時に秋の気配を感じるようになりました。残暑を感じなかったです。上と下の写真は散歩中に撮った写真。家の近くだと虫や自然の気配も感じはするものの、どちらかというと人工物で囲まれたものが主体です。今日散歩した場所では、『あなたたち こんなところにいたのね!!!』と思わず虫たちに語りかけたい位、自然が主体でした。普段の生活では見られない数の昆虫が活き活きと生きています。力強く?という表現よりも、ただその場にいるのが当たり前のように、いる、存在する。冬が近付くと虫たちを目にする機会が少なくなってきます。その前にまた散歩しようと思います(^_^)


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