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要約版 幸せになりたいエルフの冒険 第八話 エルフと夢見る乙女

エルフの女の子デフィーは、
ダークエルフの女の子フィリア、
人間の女性で作家のシャイルと一緒に
幸せを探す旅をしています。

長く続く森を抜けたデフィー達三人は、
宿に泊まる為近くの町に立ち寄りますが、
その町には人気が無く、
空き家も目立つことに気が付きます。

そのことに少し不安を感じつつも、
町の中で見つけた宿屋に
泊まることにしたデフィー達は、
宿屋を営む夫婦のパテルとミテラに、
町の話を聞きます。

パテルは、
町に住む若い娘達の行方不明者が
ここ一、二年の間に多発していること。
そして
町に人気が無く空き家が多いのは、
行方不明者に加え、
行方不明の被害を恐れた住人達が
町を捨てて他所へ移住している為だと
話してくれます。

行方不明になっている若い娘達は、
デフィー達と同じくらいの年頃なので、
万が一にもデフィー達が
巻き込まれることを恐れたパテル夫婦は、
町に留まらず離れることを助言します。

どうすべきかを話し合う
デフィー達三人ですが、
シャイルは長旅の疲れで
これ以上は歩いて移動することが
出来ないと言います。
そこで自分だけ町に残り、
デフィーとフィリアには
先に町を出て別の場所に移ってもらい、
後日合流することを提案します。

しかし、
危険かもしれない町にシャイルだけを
残していくことは出来ないと、
デフィーとフィリアも
シャイルと一緒に町に留まり、
パテルの宿に泊めてもらうことにします。

パテルとミテラには、
リアムと言う名前の一人娘が居ました。

町の危険な状態を懸念するパテルは、
家を出ないでいるリアムに、
旅をしているデフィー達の話を聞いて
町を出たくなるように刺激する為に、
シャイルに旅の話を
聞かせてくれるよう頼みます。

宿での夕食後に、
シャイルはデフィーとフィリアと一緒に
パテル達親子に旅の話を聞かせます。

その夜、
リアムの元にRと名乗る人物からの
封書が届きます。
その手紙にはリアムのことを
自分の屋敷に招待したい旨が書かれていました。

退屈な町での生活に
ウンザリしていたリアムは、
Rからの屋敷への招待に喜びます。
手紙にはリアムと一緒に
デフィー達三人も来るように書かれており、
その内の誰か一人でも来れない場合は、
招待の話は無かったことにするとも
書かれていました。

手紙の内容に気になる点は有るものの、
どうしてもRの屋敷に行きたいリアムは、
夜分にデフィー達の泊まる部屋に訪れます。
そして
Rから貰った手紙のことを打ち明けて、
一緒に招待に応じてくれるようお願いします。

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