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ミステリー小説の魅力、再発見

最近初めて、道尾秀介さんの本を読みました。「カラスの親指」という本です。前から名前だけは知っていて、面白いという評判も聞いていました。けど、なんとなく後回しに…

今回、ついに友達から勧められたので、読みました。

いやぁ、めちゃくちゃいい話ですね。私、好きです、こう言う話。

ネタバレせずに感想書くのって難しいですよね。もうすでに、「いい話である」っていうネタバレ、しちゃってる訳で。

なので、この本を読んで、一般的なミステリー小説の良さを再発見した話を1点だけ書こうと思います。

私にとって、ミステリー小説の素晴らしい点
没入感がすごい!

ミステリー小説って、「この本は、ミステリー小説である」ということを認識した上で読むことが多いと思います。その場合、主人公よりも早く謎を解きたいと考える人が多いと思います。ということは、必然的に、本文の細かな部分にも気を配りながら読み進めます。

つまり、注意力が働くわけです。この時、本文の文字を頭の中で映像化して、矛盾点はないか探します。本の世界が頭の中に広がっているわけです。

ね、すごい没入している状態でしょう?

勉強の分野では、「受動的ではなく、能動的に学ぶことが大事だ」と、よくいいます。これと同じなのでは、と思います。勉強も受動的だと、どうしても注意力が散漫になり睡魔が襲ってきたり、全く別のことを考え始めたりします。
ですが、能動的に、練習問題を解いていると、それらは起こりにくいです。その作業に集中しているからです。
そういう部分が没入する読書に似ているな、と思います。

だから、能動的に本を読む。これが没入する秘訣だと思います。

ですが、恋愛小説でも同じことが言えそうですね。恋愛に興味がある人は、その過程を注意深く読んで、雰囲気を味わう…のかなぁ。

結論としては、没入感の差は、能動的に読書するかどうかの差だと思います。

まぁ、要するに
「没入できる読書って超楽しい!」
です。

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