見出し画像

【エッセイ】食の喜びのカケラ

大人になってから、食の喜びがなくなった話を以前に書いた。

あらかた高級で美味しいものを食べ、いろいろなところへ行ってご当地名物も食べてみたりした。

それでもやはり子供の時の「美味しい!」という感動を得られることはなかった。

いいものが美味しい、という訳では必ずしもないらしい。

そこには思い出であったり、タイミングであったりさまざまな要因が求められるんだろうと、最近は思う。

母親のご飯がその良い例である。

母親の作る特製ピリ辛ソースを和えた唐揚げは今でも忘れられない絶品であることは間違いない。

大人になり、自由とお金を手にした僕はそんな「美味しい!」という感動を求めて、食通の友達に助けてもらったりしているがどれも「普通に美味しい」のみでした。

ところが最近、「美味しい!」と思う機会がなんと訪れたんです!

それはあまりにも単純なことだったのですが、間違いなく「美味しい!」でした。

答えは簡単、「お酒を交えながらたくさんの友達とご飯を食べること」でした。笑

普段、全くお酒を飲まない僕なのですが
昨日はどうしてもお酒が飲みたくて、友達との食事の際にお酒を飲んでみました。

会話も楽しいし、深夜の中華料理はコスパも良いし。笑
久々に食事が楽しく、美味しく感じました。

出不精なので、たまには人と共に外に出るってことを意識していかないとですね。

とても簡単なことなのに、今まで全然気が付かなくて
意外と身近に答えってあるんだなって、また一つ賢くなりました。笑

今度は居酒屋にでも行ってみようかな、と思います。
とりあえずもう少しだけでもいいから、お酒が強くなりたい。笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?