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映画覚書き #27『プリシラ』

あらすじ
世代も生き方も違う3人のドラァグ・クイーン(女装のゲイ)。オーストラリアの砂漠の真ん中にあるリゾートでショーに出演するために『プリシラ』と命名されたバスで旅に出た。それぞれヘビーな問題を抱えた3人。毒舌の喧嘩が始まったり、遭難しそうになったりの大爆笑の珍道中。小さな町での偏見で、信じられないくらいひどい目に遭いながらボロボロになる彼等。でも決してめげることなく、3人は夢をひとつひとつ実現してゆく──。

「Filmarks」より

久しぶりに見直してみたけど、やっぱりいい。

偏見の目で見られたり、不当な扱いを受けたりして
それでも逞しく生きていく三人に元気を…なんて評価されそうだけど
やっぱり画と選曲がいい。
オーストラリアの砂漠に輝くスパンコールや
土煙を上げながら走るパープル…いやラベンダー色のバス、
それだけとっても絵になる。
まあ、それも華やかな都会だからこそ自由にできる生き方も、
その壁を超えれば目立ちすぎて生き辛い世の中を風刺した
この映画なのかもしれないけれど。

元気をもらいたくて見てみたが、
そうでもなかったのがちょっと残念。

スタッフ
監督 ステファン・エリオット
製作 アル・クラーク マイケル・ハムリン
脚本 ステファン・エリオット
撮影 ブライアン・ブレニー
美術 オーエン・パターソン
衣装 リジー・ガーディナー ティム・チャペル
編集 スー・ブライニー
音楽 ガイ・グロス

キャスト
テレンス・スタンプ
ヒューゴ・ウィービング
ガイ・ピアース
ビル・ハンター

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