いつかの驚きに触れる

作家が関心を持っている場所を訪問し、活動の端緒となるような経験=「驚き」に焦点をあてインタビューを行うシリーズ企画。

いつかの驚きに触れる

作家が関心を持っている場所を訪問し、活動の端緒となるような経験=「驚き」に焦点をあてインタビューを行うシリーズ企画。

最近の記事

井上徹&斉藤隆文(オル太) インタビュー「都市の身振りを再演する—「超衆芸術スタンドプレー」について 」

アーティストの活動の端緒となるような経験=〈驚き〉に焦点をあてるインタビュー・シリーズ企画。アーティストが関心を持っている場所を訪ねて、話を聞きます。第3弾は、アーティストコレクティヴ「オル太」のメンバーである井上徹さんと斉藤隆文さんです。オル太は墨田区でのレジデンスやリサーチをもとにした映像インスタレーションの展示『超衆芸術スタンドプレー 夜明けから夜明けまで』を2020年11月に開催しました。2019年に行われた墨田区の「sheepstudio」でのレジデンスには、オル太

    • 倉谷卓 インタビュー「不可視なものをめぐって — 写真への振る舞いを問う」

      アーティストの活動の端緒となるような経験=〈驚き〉に焦点をあてるインタビュー・シリーズ企画。アーティストが関心を持っている場所を訪ねて、話を聞きます。第2弾として写真家の倉谷卓さんとともに松戸・江戸川を訪れたのち、インタビューを行いました。 倉谷卓さんは2020年、松戸の「PARADISE AIR」でのアーティスト・イン・レジデンスを経て、江戸川の河川敷で拾った写真を同じく江戸川で拾った素材をもとに再構成したコラージュ作品『レリプカ』を展開中。本インタビューでは、その試みに込

      • 大和由佳 インタビュー 「両掌に溜まる絵具のイメージ」

        アーティストの活動の端緒となるような経験=〈驚き〉に焦点をあてるインタビュー・シリーズ企画。アーティストが関心を持っている場所を訪ねて、話を聞きます。第1弾は、アーティストの大和由佳さんとともに「国立療養所多磨全生園」(東村山市, 東京)を訪問し、インタビューを行いました。 
大和由佳さんは、これまで地面に垂直に自立する「杖」をモチーフにした作品を、各地で数多く手がけてきました。また、「染める/洗う」という行為に自身の問題意識を重ねてつくりつづけてきています。本インタビューで