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〜JR武蔵五日市駅前に自家焙煎珈琲販売店〜『珈琲うとと』がオープン!

4月3日から自家焙煎珈琲販売のオンラインショップ「うととネット」をオープン、15日には武蔵五日市駅前にある小さなスペースで、自家焙煎珈琲販売店「珈琲うとと」がスタートする。

「珈琲うとと」店主の佐野花帆さん

店主の佐野花帆さん(28歳)は、静岡県富士宮市出身、大学進学を機に東京へ。躁鬱の気質に悩まされながらも、7年かけて大学を卒業。様々なアルバイトや派遣の仕事を経験し、自身の働き方を模索していた。あきる野市へは昨年の7月に移住。

京都にある工房で、春にぴったりの素敵な色に焼き付けてもらったという陶器の焙煎機で丁寧に焙煎する。

自分の働く場所を作りたいと考えていた頃、良い香りがするのでふらりと立ち寄った日野市の自家焙煎珈琲店に感銘を受け、自身も開業することを決意。昨年末からクラウドファンディングのオール・オア・ナッシング方式で呼び掛け、33日間で174人の支援により目標額を達成、開業資金を集めた。

店名の「うとと」はスワヒリ語で「子ども時代」という意味。「今、その時、その瞬間を楽しむことを大人になっても大切にしたい」という想いがこめられているそうだ。

焙煎したての珈琲豆は見た目も美しい。
新鮮で豆の油分が酸化していないので、身体にも良いそうだ。

使用している陶器の焙煎機は、シャランシャランといった素敵な音がするので、それだけでも癒しの音。珈琲は焙煎したてよりも緩やかに熟成されたものが、一層美味しく頂けるので、温度・湿度・酸化・紫外線の侵入を考慮し、熟成されたものを販売。焙煎したてのものを購入したい場合は、少しお待ち頂くが100グラム単位で焙煎してもらうことも可能。店内で自家焙煎の新鮮な珈琲の試飲もできる。また、店舗の壁面をアート作品の個展スペースとして利用して頂けるよう体制を整えている段階だそう。佐野さん自身が興味のあることを楽しく追及して、それを表現できる場所にしたいという。

店舗で販売する個数限定のオープン記念珈琲缶。

「自分が自立していられて、のびのびと働ける場所。そして来て下さった方々が『何かいい香りがする』とか『夕方に灯りがついていて落ち着くなぁ』とか、ほんの少しの喜びの種を拾って下さったら嬉しいです。」と佐野さんは語ってくれた。

珈琲うとと
[住  所]あきる野市舘谷217-1
[電  話]042-588-4079
[営業時間]9:30 〜 18:30
[定  休  日]水曜日・第二土曜日
[U R L]https://coffeeutoto.base.shop/

*1・群衆(クラウド)と資金調達(ファンディング)を組み合わせた造語。インターネットを介し、不特定多数の人達から資金を調達すること。
*2・株式会社キャンプファイヤーが提供する「購入型クラウドファンディング」のうち、決められた期間内に目標額に達した場合のみ、支援とリターンが成立する方式のこと。


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