なんかぁ〜、

学生の頃から、文章を書く事が好きだった。
ただ取り留めのない、
毒にも薬にもならない文章を
ダラダラと思うがままに書くことが好きだった。

成人し数年が経った今、
周りには結婚する友達が増え、自分自身も婚約している。

大人、女性、社会人、人間として
世間一般では落ち着きを求め始めるであろう歳を迎えても
私はまだ夢を見ている。
「自分の書いた文章で人を笑わせたい」
こんな漠然とした夢を語れるのは
10代までだろうか。
恥ずかしくて声を上げられないのが現実だ。

そろそろ夢から目標にしなければいけないと
自分に言い聞かせているが
どうも行動に移せない。

そんな自分を変えたくてこのnoteをはじめた。

はじめたはいいが、いま目の前にある
西日に当たる食べかけのキャラメルコーンを
見つめ続けて数分が経ってしまった。

書くことがない

もうオチを迎えているではないか。
いや、オチとすら言えない。
こんな極薄スリムな文でnoteヴァージンを失うのは勘弁だ。

弁明をさせて頂くと、書きたいことはあるが
書きたいことを文字におこす文章力がない。
そう、つまり私の頭の中ではイマドキの女子が多用する
「なんかぁ〜、」が渦巻いているだけなのだ。

何か意見を求められたとき、
感想を言う時、
イマドキの女子は「なんかぁ〜、」から言葉が始まる。
いくら偏差値の高い高校や大学に通う人でも
この出だしの言葉だけで急激に頭が悪そうに見えてしまう。
これは私の偏見だろうか。
「なんかぁ〜、」のあとに続く言葉すら
薄っぺらく感じてしまう。
この言葉は使わないようにしようと思っていたのだが、
書きたいことがあるのに書けない私には
もうこの言葉しか出てこない。

学のない人間はこんなにも無力なものか。

日々報道されている痛ましい出来事や
自身が感じるこの世の理不尽さ、
暮らしの中で起きた面白いこと、
多くの人に知ってもらいたい自分の好きなものの魅力。
書きたいことを本当にたくさんある。
力不足を痛いほど感じた私は
書きたいことを伝えられる文章力を身につける
努力から始めなければいけないことを学んだ。

何冊か本を読んで、出直します。
その時には書きたいことを書けますように。

写真は、私の愛犬です。
愛犬のこともいつか詳しく書きます。

では、また。

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