Mリーグ2020、最終戦の村上プロの打ち方について


この出来事で目無しのときの公平な打ち方については色んなところで語られたと思う。


ここではそれは触れないでおきます。


ここではちょっと視点を変えて


ファンがどう思うか


について考えていきたい。



村上プロの最終戦の打ち方、


ドリブンズファンは観ていてどう思ったのだろうか?


「1年間最後まで応援してたんだ。
 目無しであっても最後にトップを取れば嬉しい!
 頑張れ!!」


たぶんこうだろう。


「最後にトップ取ったら
 『最後まで頑張った。お疲れさま!』が言える。」


うんうん。そうだそうだ。



なので最終戦トップを取りにいく行為はとても良いと思う。


だから南2局の和了については言及する必要はないだろう。


いい和了でした!!



だけど問題はオーラス前とオーラス…



オーラス前


オーラス前、サクラナイツ内川さんの親


サクラナイツの最後の希望の局だ。


サクラナイツファンも1年間応援して、確率はそう高くないが、もしかしたら逆転するかもしれない、


そういった局だ。



結果でいうと村上プロが勝又プロに放銃



これだけならサクラナイツファンは納得するだろう。


ただ、この放銃は差し込みなんですよね。


ここでの差し込みは村上プロがトップを取る確率を1%でも上げる行為には間違いない。


次の風林火山は和了りに来ないので。


それはサクラナイツファンもわかっている。



ただこの内川さん、10,000点も持っていないのだ。


4,000オールをあがってもまだ20,000点。


6,000オールをあがってもまだ28,000点。


村上プロは45,000点近く持っていたのでそれが40,000点ぐらいになるだけでまだ点差がある状況、、、


つまり、トップに向かうとしても差し込まないのも自然なんですよね。


どちらも自然である(公平である)のにも関わらず、


ただサクラナイツファンのヘイトを買う選択をしてしまった。


ドリブンズファンにはどう映ったのだろうか?



おそらくでしかないが


そこまでのトップは望んでいない


と思うんですよね。



ドリブンズファンはMリーグのファンでもあり、


サクラナイツファンとも交流していく立場の人も多いだろう。


そんな中で後々「あいつが…」と思われ続けるのも嫌なものです。



差し込みがトップ率をどれだけ上げるのかはわからないけど、


そこはファンのためにも差し込まないほうがいいんじゃないか?


というのが僕の意見です。


この状況において

トップの確率を1%でも上げるあらゆる行動をすることが

ドリブンズファンにとってはマストではない


と思ってます。



オーラス


続いて、オーラスのことです。


こっちはもっと酷かったような気がしています。



親の風林火山はチーム優勝のため連荘はしないので、この局が最後になります。


さらに、アベマズとサクラナイツはあがったほうが2位という場面。


つまり、ドリブンズのトップはほとんど守られている状況です。



繰り返し言います。


ドリブンズのトップはほぼ確定です。



そんな中、村上プロは和了に向かい、ツモってトップ確定。


このときドリブンズファンはどう思ったのだろうか?


「最後締めた!わーい!」「やった!お疲れさま!」と言えるのだろうか?



たしかに万一の高打点に振り込んだ場合のみトップを逃します。


このケースがあるのだから自分でも和了にいったほうがトップを確定できますね。




………うーん、それだけですね。


どれくらい逃すんでしょうかね?


ほとんどないような気がします。



オーラス前と違い、オーラスは「トップを取る」という目的がほぼ達成し終わってます。


そんな中で、


1年間応援してきたアベマズとサクラナイツのファンが、


本当は優勝したかったけど、


最後の最後、2位になってくれー!と願っている場面です。


それに(ストレートに言うと)水を差す行動をした村上プロをドリブンズファンはどう思ったんでしょうね?


ここまで来るとドリブンズファンじゃないとわからないのかもしれません。



最後に


村上プロは不器用なんだと思います。


トップを取るといったらトップを取るあらゆる行動をする、


自分がベストを尽くすことがファンのため、


といった考えを持っていそうです。(悪いとは言っていない)


チームの仲間もファンもそういった村上プロが好きで、今回の選択もわかってくれていると思います。


だからといって今回ので良いのかと言うとそうではないと思っています。


目無しという特殊な状況ではありますが、


今回のを良しとしないで、


今度は村上プロがファンの気持ちを考えていってほしいですね。


生意気ですが以上です。









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