食事の作り方

こんばんは

 このコロナ騒動の中、在宅勤務をしていると夕食を作ることが世界中で増えているのではないだろうか。つまり世界は今や「夕食を作ることがブーム」なのである。(つまりってなんだ...?)

 私も料理はほんの少しできるので簡単なものであればよく作るのだが、この騒動の中、在宅研修で時間がとてもある。ゆえに少し凝ったものを作りたいなと思い、研修終わり18時ごろ「カレー」を作ろうと思った。

 「凝ったもの」といて「カレー」があがることに疑問を持った方もいるだろうが、私は20代男性である。つまり「カレー」づくりは面倒な分類に入る(つまりってなんだ...??) まずカレーの具材はあらかじめお昼の間に買っておき、Google先生で「カレー レシピ」と検索する。(カレーのルーから作るのではないことは先に行っておく) そうすると、カレーの下ごしらえや調理方法、そして調理時間の目安など必要な情報が見つかり、なるほどとある程度頭に叩き込み、「いざ調理開始ッ!!」と思っていると、シンクを見れば朝や昼食べたあとそのままにしていた食器が、、、

 ここでまずやる気が70なくなる。「もうパスタでいいかな」と思い出したら最後で、「確かに明日は燃えるゴミじゃないし」や「そういやスープの作り置きがあったな」など都合のいい言い訳が頭に瞬時に浮かんでくる。料理の過程ではめんどくさいといわれている(主に自分の周りで)下ごしらえよりも前にもっとめんどくさい工程が待っているのである。「片付け」である。片付けがある場合やる気は残り30である。そんな中カレーなんか作れたもんじゃない。

 こうして私はめんどくさい料理をすることが少なくなるのである。ハンバーグなんかも作ったが、その日はその時のやる気は200ぐらいはあったと思う。だからやる気を70消費する片づけ終え、やる気を50消費する下ごしらえを終え、やる気を30消費して料理を仕上げ、残りのやる気50で研修課題に取り組めたのである。今の私にはやる気は100しかない。食べるところまでいけないよぉ~~。である。

 でもここから一つ得た気づきは、「下ごしらえをなくしたら自炊するようになる」もあるけれど「片づけしないでよかったらもっと自炊する」というものである。そうすれば日本人はもっと健康的になり、肥満は少なくなり、町の商店街にも活気がわき、そしてなにより私たちは倹約的になりお金がたまっていくのである。まさしくいことづくめ。No Katazuke, Yes cookingである。

 そのためにかわいいメイドさんを雇おうと決心した私は自分の愚かさに気づきスポンジ片手に片づけを行うのであった。


宜しくお願い致します。