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赤いコートで甲子園

母が高校生の頃の話。

春のセンバツを見るために
甲子園に通っていたらしい。

毎日のように
ひとりでバスに揺られて甲子園へ。

春とはいえ、ハマの風は冷える。

真っ赤なコートを着た女子高生。

本人が言うには、観客席でも目立ってたそうだ。

毎日通うものだから、
甲子園常連校の男子校の生徒と仲良くなり
文通もしてたそうな。


私はこの話をもう何回も聞いて覚えちゃった。

この話のポイントは多分、

真っ赤なコートを着るオシャレな高校生
ひとりで行動できる自立した女子
男子からモテてた

の3点のようです。

うちの子達(母にとっては孫娘と孫息子)にも何度も聞かせてる。


母、現在70代後半。

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