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《 この世で最もウソくさい言葉、コンサルタントについて 》

 皆さん、GMしてますか。
世の中にウソくさい言葉は山ほどあれど、21世紀に入って「コンサルタント」という言葉ほど、多用された言葉もないでしょう。

 こうした言葉のインフレによって、最も迷惑を受けているのはまともコンサルタント業の人です。そして、まともなコンサルタントとは何を指すのか?と言えば、医学です。

 コンサルティングというのは、経営者自身が「今後、会社をどう展開させていけばいいか」など困ったとき、ヒアリングによって課題を明確にして、しっかりと解決策を提案する。そして、納得して一緒に解決に取り組む。それだけのことです。これは医学と言わずして何といいましょう。

 ところが、世の中の自称コンサルタントなる人を見渡せば、なんと破廉恥な輩の多いことか。「こうすればあなたの会社は変わる!」とか「こうすればSNS・YouTubeで稼げる」とか、皆さんもどこかしらで目にしたことがあろうレトリック。また、そうした甘言に引き寄せられてしまう病人たち。

 皆さん、自称コンサルタントは医学ではなく、麻薬の売人と同じです。皆、同じような笑い方をして、同じような飯をアップし、同じような休日の過ごし方に価値を感じて、なにより同じような格好をしています。とにかく中身がないので、イメージ付けを躍起になってやります。

 そこで、このブログをお読みの皆さまへの注意喚起の意味も含め、こんなコンサルタントは偽物だというリストを作りました。幾つか項目をピックアップしてるので、記載している偽物の度合(※リストでは危険度と表現)を参照してください。そして何より、自称コンサルタントという毒草も生きるためには、土壌が必要となります。土壌はどうやって作られるのか、はい、経営者自身の迷いや、飽くことなき我欲が作り出します。


【コンサルタント真贋チェック表 冷泉版】

◆Check①:心が汚い
危険度★★★★★
(理由:我欲しかない。見極め方は心がキレイな人間と比較すること)

◆Check②:なんか知ったような顔で、ムカつくしゃべり方する
危険度★
(理由:しゃべり方に問題なのか、生理的に受けつけないのかわからない)

◆Check③:「なるほど」「間違いないですねえ」を連発する
危険度★★
(理由:8~9割、話しを聞いてない。ポルノのことを考えてる)

◆Check④:おっさんのクセに足を組みながら、iPhoneを触る
危険度★★★★
(理由:統計学的にみても、世の中の悪いことは大体おっさんがしてる)

◆Check⑤:ひろゆきに憧れてる
危険度★★★★★
(理由:論破を見て、なんとなく気分がスカッとするのは、心が貧しい)

◆Check⑥:こちらで確認しようのない経歴と実績が盛りだくさん。その内容が全然笑えない。聞いたことのない大物の話しをする。
危険度★★★
(理由:センスがない)

◆Check⑦:電話かSNSでしかコンタクトが取れない。
危険度★★★★★
(理由:最悪、名前でググってみましょう)

◆Check⑧:何にでも当てはまるような解決策しか言わない。
危険度★★★
(理由:クライアントの会社を見てない)

◆Check⑨:やたら「ここ、Wi-Fiありますか?」ばかり言う。
危険度★★★★
(理由:必然的に、打ち合わせ場所がフリーWi-Fi使用可能なカフェとかになる)

◆Check⑩:あなたと長く付き合ってくれてる友人にそのコンサルタントを見てもらって、感想が「心が汚い」だった。
危険度★★★★★
(理由:正解)


 ちょっと嫌味っぽくなってしまいましたが、これからはコンサルタントを診断するためのコンサルタントが必要な世の中になってくるのではと考えています。

 また会おう。


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