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エフェクターに悩む

バイトも禁止という昭和な高校時代で、とにかくお金がない。
機材にかけられるお金にも限界がある。
ギターとアンプ、ショボいエフェクターでなんとかしなければいけないのだ。

ハードロック好きなので歪ませたい

サンハウスやルースターズのコピーバンドをやってはいたが、音楽的に本来やりたいのはハードロックだった。
サウンドも、可能な限りハードにしたい。
本当はハードロックが好きだ!というアピールのためだ。
アンプで言えば、MarshallやMesa/Boogieで歪ませたサウンドこそハードロック!

しかしそんなもの自前では到底買えない。
ライブをやるときには、対バンの安い持ち込みアンプか、ライブハウスのジャズコーラスを使うことになる。

そうなると、理想に近づけるためには、エフェクターに頼るしかない。
なのだが、エフェクターもギターもショボい、という大問題にぶつかる。

高校生当時のエフェクターセッティング

思い出してみたが、高校生当時は2つのエフェクターで頑張っていた。
1つはメインの歪みであるMaxonのディストーションだったと思う。

デジタルで複数設定の切り替えに対応していた気がする。
夢の機材だと思って買ったのだが、切り替えに結構なタイムラグがあって微妙。
それでも音質は上々。

さらに歪み度をアップさせるために、安物のオーバードライブをつなげていた。
メーカーは覚えていないが、すごく安かった記憶だけはある。
見た目もプラスチック筐体で、相当安っぽかった。

セッティング的にはギターから、安物オーバードライブへ。
ドライブは0でレベルはマックスという、ブースター的な役割をさせていた。
よくそんな知識があったな〜と思うが、多分元ネタはヤングギターだろう。

(イシバシ楽器の記事で解説してありました)

クソ安いオーバードライブから、少しリッチなディストーションへ。
これでソコソコの歪みを得ていた。
ただし、シングルコイルピックアップのギターだったので、歪ませるほどにノイズとの戦いとなる。
微妙なセッティングをしてギリギリを攻めていた。
この頃が一番工夫をしていた時期だったと思う。

続く…


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