新鮮に思った考え方の違い

先日、とある企画プレゼンの審査員をさせていただきました。

書類選考の段階での会話で、私としてはとても新鮮だったやり取りがあるのでシェアさせていただこうと思います。

書類選考は、フォーマットが決まっていて、それに記載して提出するというオーソドックスなものでした。

それを見た審査員のお一方が、「自分がこういうコンテスト物に応募したときに、書類選考で落とされると悔しい。『この紙1枚で何がわかるのか』と思う。」ということをおっしゃっていたのです。

そして、コンテストには数名、指定のフォーマットを使用しないで提出してくる猛者もいました。

それについても「フォーマットでは書ききれない思いがあふれたんだろう。いい傾向だ。」というご判断。

私にはそれがとても新鮮に映りました。

「制約条件の中で最高のパフォーマンスを出すのも能力だ。指定の方式を守らないなら、不戦敗になっても文句は言えない。」

これが私のスタンスです。

公平性や、効率などを考えるとこのスタンスは至極まっとうなものに思えるのですが、ケースバイケースでもあるなぁ、と。

シーンによってどちらの考えを採用しても正解だと思います。

とはいえ、私は後者の考え方で、容赦のないジャッジをしてしまいがち。

(一方で、自分が切られるときは「悔しい」をほとんど引きずらない笑

それは良いところでもあるけれど。)

日和見的、とみられるとあまりうれしくはないけれど。

状況に応じて立場を選択してみるのも時には大事かもしれないと思った出来事でした。

時にはこういう、優しい世界観もありなのかもしれない。

新しい目線や考え方を得られるって、いいものですね。

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