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働く理由とコーチング


昨日は、県主催の女性起業家セミナーに参加、東京から来られた講師がご自身の起業のお話とこれからの展望のお話をされた後、質問を受けられました。自称男っぽい講師の方が参加者の質問にお答えになるには

「起業に不安があるのなら、『やめた方がいいですよ』といつも答えています。その不安がなくなってから始めてはどうでしょうか」と。

さすが。

中小企業やら福利厚生がきちんとしている企業やらたくさんの企業に勤めて来ましたが、一緒に働いていた女性たちの「働く理由」は本当に様々です。生活のため、子どものため、自分のお小遣いのため、家から出るため・・。でも、こうやって自分が起業して思うことは、女性こそ起業すべきと。

会社の女性役員の割合をアップしよう、と騒いでもアップできないのは、もうハナから社会や会社を変えようという気持ちがないから、なのではないでしょうか。私が大学を卒業して最初の会社に入った頃(1983年)から女性を取り巻く環境はさほど変わっていない印象です。もちろん、女性も総合職という表現で男性と同等に働くことができるようになりました。でも、それは男性の働き方に合わせて女性も働くことができるという枠の中で、のことでしょう。

女性は女性の方法で働く選択肢があって良いはず、子どもを会社に一緒に連れて行ったり、子どもの病気の時は気兼ねなく休んだり、親の介護や自分の病気でも仕事を続けるようにできたり。時間や曜日に左右されない働き方、それが「起業」で実現するような社会にしなければと、微力ながら誓いました。

そして、質問のひとつに「何をどう起業したらよいかもやもやしている」という方がおられ、是非コーチングセッションを受けていただきたいと思った次第でした。