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明珍火箸と時代の変わり目



わたしは姫路出身です

姫路で有名なのが「明珍火箸」

姫路では厄年に厄除けとして

明珍火箸を送る風習があります




たまたま、次男が勝手にテレビを

つけたまま、なんだかんだしている間に

そのままお昼寝をしてくれました




ふと、テレビを見ると「明珍火箸」

の特集を地上波でしていたのです

ちょうど購入予定でしたので見ていました



明珍家は平安時代より続く

甲冑師の家系です

戦国武将の武田信玄などの甲冑も

作っていました



明珍家の甲冑は刀はもちろん、

鉄砲の玉も通さないと大変重宝されました

しかし、時代の流れとともに

武士の時代が終わります。




そこで明珍家に危機が訪れます。

この危機を乗り越えたのが火箸でした。

千利休から火箸の注文があったのです



時代は炭の時代。

一般家庭でも火鉢で暖を

取っており、冬は火箸が必須でした



そこで品質のよさから

火箸といえば姫路の明珍火箸!

と言われるようになり

姫路の名産品となりました。



しかし、歴史が長いだけに

また危機が訪れます

戦争で鉄を国に差し出さなくては

ならなくなり、鉄の安定受給が

できなくなったこと。

戦後は、ガスを使った機器の普及により

火箸の需要が大きく減ります。


明珍家は鍛冶道具をも戦争により

差し出すことになりました。

土地や家屋も売り払い、なんとか

伝統技術を繋ぎとめました。



そこで、また名案が浮かびます

以前より火箸はとてもよい音が出る

ことで有名で、その経緯から、

天皇から明珍という

名字を授かったほどでした



「冬の火箸を夏の風鈴へ」



いまではスティビーワンダーにも

「近くで響いているのに

遠くで響いているように聞こえる

東洋の神秘の音色」と絶賛されました



平安時代から鉄を打ち続けること

これには変わりはありませんが、

打つものが変わったんです



危機にこそ手放しが必要なんですね

手放しができたからこそ

時代の波にのることができた



変化がある時代ほど

シンプルでいることが必要。

今の時代に繋がっていますね!

そしてやりたいことよりできること

をすること!



わたしもこの時代の変わり目に

よりシンプルに暮らし、

不必要なものは手放し順応していきます。



時代が変わり、

新たな世界に生まれ変わります。

このときに既存のモノに執着し続けるか、

シンプルに手放し、

新たな生活をたのしむことができるかで

変わってきそうですね!




「したい事よりもできることをする」

について

以前、リーディングで分かったことですが




使命のある方は、

やりたいことはしたらいいけど、

できる事を放棄してはいけない。

それがこの地球には必要で

その役割を担うように

転生されてきているからです。



どこで何をしていようと

必ずその核に繋がっていて

それを使いながら生きていくし、

結局、どのような道に進んでも

その核の部分に

繋がっていくみたいです。




同じ「伝統を繋ぐ使命がある人」にも

伝統を繋ぐ人。


そして、その伝統から

新たなモノをうみだす人。

の2パターンがあるようですね



この番組でその意図を再度

メッセージとして

受け取ることができました。

  ありがとうございます。



明珍火箸の涼やかな音で

東洋の神秘の音色を感じませんか?



この番組が終わったあとに

三味線の番組が始まりました(笑)

わたしは自転車に乗るよりも早く

三味線をひいてました

そのような環境でした

三味線は奥が深い楽器ですから

感性を磨くにはおすすめです😆🌿



わたしは左利きなんですが、

無理やり右用の

三味線をひいていて頭の体操にも

なりましたよ(笑)




では〜🙏




いとう〽いと🕊🌿🌪




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