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【懇親会募集中!】橋本博之先生「最終講義」2023年3月7日(火)14時~@慶應義塾大学

【追加】同日18時~@田町駅周辺にて懇親会を募集中!

いよいよ3月7日(火)が近づいてまいりました!
同日18時より懇親会も開催予定です。まだまだ定員に余裕がありますので、ふるってご参加ください!

当日は、橋本先生、行政法ガールの著者である大島義則先生、私も参加予定です。

・会費5000円
・3月7日(火)18時~20時
・JR「田町駅」、地下鉄「三田駅」付近
・参加資格なし

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1年待ちの橋本博之先生の慶應LS「最終講義」

私が行政法を教わり、行政法のベストセラーである通称「サクハシ」の著者のお一人としても有名な慶應義塾大学名誉教授の橋本博之先生(現在は明治大学専門職大学院教授)は、2022年3月末に慶應義塾大学法科大学院(慶應LS)を退職されております。
しかしながら、新型コロナウイルスの影響で、最終講義ができておりませんでしたが、この度、2023年3月に実施されることとなりました!

こちらの記事でも書きましたが、私は学部生時代にほとんど行政法を勉強せず、慶應LSの橋本先生の講義と教材だけで、たった2年間の勉強で公法系16位を獲得することができました。

このブログの記事は、橋本博之先生の目に留まり、うれしいことに弘文堂スクエアの連載「行政法を学ぶ」でもご紹介いただきました。
私は、さきほどの記事の中で、行政法は手数を増やすよりも抽象化された「考え方」を応用するスキルが必要であると主張したのですが、橋本先生の連載では、その「考え方」のスキルが惜しみなく書かれています。
こんな良質な記事が無料で読めるなんて、本当にいい時代になったものです。弘文堂さん、本当にありがとうございます。

橋本先生の連載が書籍化!

この連載が人気を博して、なんと書籍化をすることとなりました!

https://gyoseihou.hatenablog.com/entry/2022/10/14

しかし、ただ単に連載を書籍化するだけではありません。
橋本先生の素晴らしい連載をベースにしつつ、『行政法ガールⅠ』(法律文化社)、『新人弁護士カエデ、行政法に挑む』(学陽書房)でおなじみの大島義則先生と私が加わり、定期試験や公務員試験、予備試験、さらには司法試験まで、これ一冊で行政法が「解ける」ようになるための本を3人で徹底的に議論しました。

その名も『行政法解釈の技法』(弘文堂、2023年2月頃刊行予定)です。

この書籍では、まず、大島先生が、実務家の視点から「行政法事例問題分析の技法」を解説します。
具体的には、行政争訟を①訴訟選択論、②訴訟要件論、③本案論、④訴訟の終了論の4つのステップに分類する「4段階検討プロセス」や、不利益処分/申請に対する処分×二面関係/三面関係の合計4通りに分類する「主要行政紛争4類型」という分析の軸を書き下ろしてます。

次に、橋本先生が、研究者の立場から「主要論点における行政法解釈の技法」を解説します。
ベースになっているのは先の連載ですが、処分性や原告適格、さらには本案上の主張まで、これまで「秘儀」として慶應LSの講義でしか語られなかった解釈技法が惜しみなく書かれています。

そして、最後に、私が平成23年から令和4年までの予備試験の問題を題材に「予備試験・論文起案の技法」を解説します。
これまで私は予備試験の解説を書いたこともありましたが、この度、橋本先生と大島先生から手ほどきを受け、全面的に答案を書き換えました。
まだまだ未熟者ではありますが、ようやく納得のできる答案を書くことができ、自信をもって世に出せると確信しています。

橋本博之先生「最終講義」の概要

橋本先生の最終講義ですが、総合司会は慶應義塾大学の磯部哲先生と大島先生がご担当されます。
そして、第2部のパネルディスカッションでは、慶應LSの卒業生である水野泰孝先生に大島先生に加え、『行政法解釈の技法』でのご縁もあり、若輩者の私がコーディネーターを務めさせていただくこととなりました。

プログラムの内容は次の通りです。


終了後は「非公式」の個人的な懇親会を私が企画をしております。

いずれも、多くの方からのご参加をお待ちしております!


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