見出し画像

ブランディング塾⑥「世界観」2.作り込みパターンのケース


前回「世界観」なんてキラキラワードに置き換えているけど、
それは結局のところターゲットへのアプローチである!
…という話を書きました。

「え~、でもそのターゲットがわからないよ」
「でも、自分は自分の作りたいものがあってそれを求めてくれる人に出会いたいんですよ」

という方もいらっしゃると思います。
逆に、そう思われた方が実はそこに「強み」があります。

前回はとにかく「売るぞ」ということをテーマで、
しかも売り場が「百貨店のアクセサリー売り場」のように定まっている場合です。

ですが売り場が先に定まって来るケースは少ないですよね。
まずは「自分がこれを作って販売したい」という思いが先にあるはずです。

その「自分はこれ」というものがイコール個性なのです。
その個性、絶対に生かしてください。

私は自分自身も含め、売り場に踊らされて個性を見失ってしまう例も沢山見て来ました。
するとどうなるか?
「どこで買っても同じ」ような、一定数のお客様に好まれるベーシックなものに走りがちになってしまいます。

まぁ、世知辛い話をしますと…売り上げを上げてなんぼですから、売れないと売り場をいただけなくなってしまいますからね。

超売れっ子作家さんのみ呼んでもらえる某百貨店の催事があるのですが、
そこでは1テーブル(150cmくらいの広さ)で1週間目標は100万円です。
それを切ると、次回は呼んでもらえません。
私も時折いただく「すごい売り場」でコケてしまい、次回は呼ばれない…そんな経験を何度もしました。

ですが、そのくらいの売り上げを上げる作家さんにはうやはり唯一無二の個性があります。
そして「また会いたいな」と思わせる華が商品にもご本人にもあります。

ですので、前回の記事を読んでいただいて
「でも私は自分の好きなものを作りたい」と思った方は
そうなっていけるチャンスがあるんです。

一時的に売れることではなく、自分だからこそ生み出せるものを作り続けることが
この業界で長く生きながらえていくポイントだと思います。

ですが「もう売り始めていて、そこそこ売れているけど、自分の個性がわからなくなってしまった!」というケース方、
そんな方は是非当方にご一報いただければ、伸ばすべき個性を見つけるお手伝いをいたしますよ^^
(詳しくはHPをご覧くださいね♪)

http://eiidea.ikidane.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?