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初めまして、平野馨生里です。まずは個人的な自己紹介を・・・

岐阜の山奥の小さな集落・石徹白(いとしろ)で服を作っている平野馨生里と申します。初めまして!

今回、noteを始めることにしました。

今年2022年は石徹白洋品店をスタートしてちょうど10年の節目になります。

2011年9月に岐阜市から石徹白に移住して、2012年5月にお店をオープンしました。

その当時、お腹に第一子がいることがわかり、2012年12月に出産。2015年6月に第二子を、2017年10月に第三子、そして2021年5月に第四子を授かりました。

4人目の出産直後の家族写真

石徹白洋品店は私一人で小さく個人事業主として続けていましたが、創業5年目にあたる2017年に株式会社となり、そのあたりからスタッフが入り、小さいながらもブランドとして形になってきました。

2022AWcolleciton

経営と、妊娠・出産・育児は私にとって全て地続きで、切り離して語ることはできません。小さな子供たちを抱えながらここまでなんとか続けることができたのは、家族の理解と協力、そしてスタッフの理解と頑張りによるものが大きく、私はただただやりたいことを語って、子供たちにご飯を作るなどの、日々生き抜くために必要なことを整えてきただけで・・・。(というわけではないかもしれないけれど)振り返ると、そんなふうにも思える10年でした。

2020春時点のメンバー

10年続けたからといって、必ずしも全てうまくいっている、軌道に乗っているわけでもなく、常にいろんなことが起こるわけです。
上の写真のメンバーも、去年から今年にかけて個人としても会社としても変化があり、かなり入れ替わりがあって、とても大変な時期もありました。

なのですが、この日々のさまざまなことを肯定的に受け入れて、しっかりと味わい、それによって満たされ生きていくことが、私にとっての充足感であり、幸せであるということを認識できるようになりました。

先の大きな目標とか、辿り着きたいところもあるのだけど、今ここをしっかりと楽しむこと、子供たちの成長を喜ぶのと同じように、自然の営みや周りの人の存在に感謝すること・・・その繰り返しこそが人生を豊かにみのりあるものにしていくこと、と感じています。

子供たち。少しずつ成長が感じられます

noteでは、この土地での暮らしのこと、地域の方たちとの交流について、ずっと実践している「聞き書き」のこと、子育てのこと、もちろん、服づくりに関する藍染め、草木染め、デザインや着想など、幅広く、けれど深く濃く語っていきたいと思います。

インスタなどのSNSではなかなかお伝えしきれないこともここではじっくりと読んでいただけたら・・・なんて期待をしています。

とにかく私は文章を書くことが好きで、実は、超個人的な子育ての記録なんかをこれまで他のところに綴ってはいるのですが、もう少し言葉を選んで、誰かに読んでもらえるような形で発信していきたいと考えています。

少しの隙間を見つけては必死で(笑)息抜きしてきた私ですが、そろそろ自分の思いをしっかりと綴ることをしたいと思い始めていたところです。

拙い文章・内容かもしれませんが、私たちの服づくりに、暮らしに、子育てに、そして石徹白のことに、少しでも興味のある方に届いて、小さくとも何かのヒントになったらいいなと願っています。どうぞお付き合いいただけたらと思います。




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