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夏の旅②サン=ジェルマンデプレ エリア

なんとも気が良くて、エレガガント。東京でいうと代官山みたいなサンジェルマンでプレは散歩にうってつけ。駅を降りると、「カフェ・ド ・フロール」や「デュマゴ」があって、1920年代の黄金のパリ時代が好きな私は、ミッドナイトインパリの世界に踏み入れたようで、嬉しくなるのです。少し歩けばジアンやペーパーアイテムのCaspariも。同じ区画には、終生のアトリエと住居が美術館になったというドラクロア美術館もあります。

そして、パリに行くと必ず足を運ぶ場所。母に「マリア様の顔が優しくて可愛らしいからぜひ行ってね」と言われた奇跡のメダイユ教会。ここの教会は、マリア様の水色の中に金色が差してあり、なんだか重い感じがなく、足を踏み入れるとふわっと明るい気持ちになるから好き。

「奇跡のメダイユ」とは、1830年に、聖カタリナの前にマリア様が出現し「人々のためにメダイユを作りなさい」と告げたことにちなむそう。そのときは、パリでコレラが大流行していましたが、人々にメダルを配ったことにより、病気が収束したと言い伝えられ、その後もメダルを手にした人に奇跡が訪れると言われているそうです。

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入って正面には、マリア様が聖カタリナにお告げをしているところ、周りの天使たちがメダルを運んでいて、本当に可愛らしいのです。

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人って、何か腹で決めると、覚悟や気迫が出る。そんな強さが人を惹きつけ、応援を呼んで、結果奇跡になったのかな、なんて。奇跡は、覚悟がないとはじまらない、というか。その応援する姿を、天使たちが可愛らしく表現しているように思うのです。

そして、そこから徒歩2分くらいのところにある老舗デパート、Bon Marche。1階はマルシェになっていて、2階はインテリア。ここで知ったアーティストに、Marin Montagut 

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心奪われました。もう、心臓がドキドキするくらい。
パリのイラストを描いていて、パリのドキュメンタリーまで制作している彼のパリが好きな気持ちがイラストに現れています。彼のビデオの中で、カフェで注がれるコップの水でを使いながら、クロワッサンを写生してるんだけど、これって本当?って思わずつっこんじゃう。でも、そのシーンがとても好き。
この彼の描く地球儀をいつかなにかの形で、手に入れたいなあって、欲しいものリストに入れたのでした💕