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2019年10月の記事一覧

守護霊が見える同級生の話

こんにちは。 実家が全焼したサノと申します。 僕が中学生の頃、 守護霊が見える同級生がいました。 彼は元々おとなしい性格で、 友人もそれほど多い タイプではありませんでしたが、 守護霊が見えるという カミングアウトをしてから、 一躍脚光を浴びるようになりました。 クラスの女子たちは、 みんな彼の守護霊診断に夢中でした。 僕はそれをただ、 ひがみながら遠くで見ていました。 するとある時、ある法則に気づきました。 彼はクラスの美女には、 「立派な戦国

女子会なんて抜け出して、給湯室でキスがしたい

男社会の周縁で夜な夜な繰り広げられる無法者たちの宴、いわく「女子会」ですらゆきずりの愛は肩身がせまい。 「A子、自分のことは大事にしなよ。」 「…わかってるよ。」 ガラスの天井を見上げながら入社後平行線の報酬を噛み締めて若さを消費するわたしたちの味方は白いサングリア。 社会の中心に居てはおれないわたしたちだからわざわざこんなところに集ったのに、だからこそなのか中心のはしっこにくらいにはしがみついていないと居場所なんてないんだと急き立てられる。 女だてらに