『四畳半タイムマシンブルース』 森見登美彦
「カドブン夏」の対象本の中から気になっていた本を一冊読みましたので、感想を書いてみたいと思います。
8月12日、クーラーのリモコンが壊れて絶望していた私の目の前にタイムマシンが現れた。涼しさを取り戻すため、昨日に戻ったところでふと気づく。過去を改変したら、世界は消滅してしまうのではないかと。果たして彼らは、この世界と部屋の涼しさを守れるのか!?
という話です。
皆さんはタイムマシンがあったら何をしたいですか?
私はこれまで、タイムマシンがあったらいいなと思ったことがなかったんですよね。
ドラえもんで描かれるような時空をこえた大冒険!みたいなものに憧れがないからかもしれません。
この小説ではタイムマシンをクーラーのリモコンを救うためという非常にちまちました理由で使っています。
あっ、そのくらいのレベルで使ってもいいんだ!と思いました(笑)。
それなら、私も買って3日目で洗濯機で洗ってしまったイヤホンを救いたい!
森見登美彦さんの独特な文体は以前は少し苦手だったのですが、私もだいぶ慣れてきたのかサクサク読めました。
また、気になる作品があったら読んでみようと思います。
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