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他人事じゃなかった1人目の産後メンタル@出産/産後

産後鬱やマタニティブルーズという言葉を知って久しいですが、こういう言葉には当てはまらない、自分は大丈夫、関係ないなと思ってしまうタイプです。

ところがどっこい、昨年の今頃は慣れない育児とこの時期の赤ちゃんの頻回授乳で、産後2ヶ月の間にドカドカとさまざまなネガティヴ感情が降り注ぎ、あっという間に『もう死にたい』と呟くのが朝晩の日課になる様な状態になっていました。

退院後は3週間里帰りし、戻ってからは夫が良く手伝ってくれたにも関わらずです。
1ヶ月検診を目安に自宅に戻ったのですが、私の精神状態を見兼ねた夫と実母により、1週間もしないうちに実家に強制収容と相成りました。

振り返ってみて、何が嫌で何がストレスだったのかを思いつくままに書いてみます。

・2〜3時間ごとに起こされる。寝たいのに眠れない。

・帰宅後ですが、家事全般。
暇さえあれば寝たいけど、散らかっているのも洗濯物が溜まっているのも苦痛。産後は仕方ない、放置で良いんだよ!って周りは慰めてくれましたが、そこがネガティヴゾーンに突入している人間の難しいところで、かと言って放置も嫌という状態。

・何でもやっている内に子どもが起きてしまい、何も完遂できない。やりかけの何かが常にある状態が本当に嫌でした。

・私が子どもの世話をしている横で夫が寝こけていると殺意が湧く。
今はもう眠れる時に寝てくれた方が良い、と思えるようになったのですが、当時は本当に何この人と思う時が多々ありました。

・こうする?ああする?と聞かれる事が苦痛。
買い出しやミルクの温度など、手伝ってもらっているのに酷過ぎる話ではあるのですが、とにかく自分でなにかを決める、人に指示を出すという行為がものすごく負担に感じていました。

まだ沢山あったはずだけど、いざ書こうとすると言葉にならないな。
昨年は仕事や保育園の手続きの事も、この時期に一気にこなさなければいけなかったので、とにかくいつも何かの瀬戸際にいたような気がします。
こうしてみると、この時期に私が鬱々としていたのは、子どもの事だけに集中したいのに出来なかった事と、睡眠不足が大きな原因だなと思いました。
授乳のタイミングを一回ミルクに変え、夫や母親にやってもらい、自分は連続して寝る。
これだけでもかなり改善されましたから、
睡眠は大切。本当に。

3年経った今、冷静になって考えてみたら家事はアウトソーシングしても全然良かったし、コンビニやスーパーのお惣菜が嫌だったら親に頼っても良かった。

妊娠している時からずっとそうですが、母親ならば『こうすべき』と『こうあるべき』の圧力ってなかなか凄いですよね。