なにかにならなきゃいけないの?
生配信をしていて、よく来るコメント
「卒業したらなにになるの?」
リスナーさんとよくやる会話
「将来は官僚?」
「ならないよー政治は興味ない」
「じゃあ弁護士?」
「それもならない」
「医者?」
「いとまり、理系はガチ苦手なんや」
「じゃあ、芸能人になるの?」
「いや、芸能だけでやっていくのはないね」
「...」
こんなやりとりを何百回もしました。
そのたびに、がっかりされたり、腑に落ちないみたいだったり、微妙な空気になります。
なんでがっかりされなきゃいけないねん。
「東大生はみんな官僚に、弁護士に、医者に、ならなきゃいけないの?」
いまだにこんな考えを持ってる人がこんなにもいるんだ、と愕然とします。
東大生だから、こうあるべき。
そんなものは固定観念すぎる。
かと言って「なにになりたいか」聞かれると答えられない自分に、もやもやしてたんです。
「そもそも、なにかにならなきゃいけないの?」
中学、高校、大学入ってからも、ずっとなにになりたいのか分からなかったし、そんな自分はだめなんだと、将来の夢がある周りの友達は偉いんだと、勝手に思ってました。
かと言って、周りの大多数の子と同じように大企業のOLになるのは絶対いやだ!(OLの方すみません)
人に言われてなんとなくそんな気がして、アナウンサーとか言ってたこともあるけど、それは妥協点だったことに気づき、また路頭に迷って。
そんななか、私に出来たことは、大好きなライブ配信をただがむしゃらにやり続けることでした。
なにになればいいかわからないもやもやがあったからこそ、それを振り払うように、がむしゃらにやれたのかもしれない。
そこでやっと気づいたのは、
「なにかになる必要なんてない。好きなことをやって生きていければそれでいい」
SHOWROOMをがむしゃらに圧倒的に頑張っていたら、お金がもらえました。
それで、もっと配信の時間を作るために、バイトをやめました。
実家暮らしとはいえ、
SHOWROOMを配信するだけで、生活できるじゃん。
もしかして、何かにならなくても、いいんじゃん。
そこが、「好きなことをやって生きていく」の気づきのきっかけでした。
(写真は、バイトを辞めて死ぬ気でSHOWROOMやってたときの配信スケジュール)
好きなことを仕事にすればいい。
そんなの甘い、辛い努力をして、大成して初めて好きなことをできるようになるんだ、というかもしれないけど。
そんなことは全くないし、むしろ逆。
やりたくないことを我慢して頑張るより、好きなことを頑張ったほうが、質的にも量的にもはるかに生産性が高い。
好きなことだったら時間を忘れていくらでもできちゃいますよね。
好きなことだけで生きてくなんて、そんなの誰でもできるものじゃない、というかもしれないけど。
誰でもできます!
好きなことを圧倒的にやって、社会に価値を生み出せれば、マネタイズできれば、それはもう仕事です。
「好きなことをやりなさい」と言われると、どうしても既存の職業と結びつけて考えてしまって、「自分の好きなことってなんだろう」って考えてしまうかもしれない。
最近、「好きなことをやろう」の字面だけが先行して、中身が理解されないまま、「好きなこと難民」が増えてると思います。
でも、好きなこと、誰でも一つくらいあるよね?
ゲームでも、音楽でも、旅行でも、寝ることでも。ライブ配信でも。
どれも、圧倒的にやれば仕事になります。
既存の職業にとらわれる必要ないんです。
医者、弁護士、会社員、、「なにかになる」必要なんてないんです!
好きなことを頑張りたいけど、色々お金がかかる、、、例えばカメラとか、PCとか。そう思って踏み出せない方も多いかも。
それも、このご時世クラファンやpolcaで、誰でも資金調達できます。好きなことを圧倒的にやれる環境は意外と近くにあるはずです。
「なにが好きか」「それができるのか」あれこれ考える前に、勝手にやっちゃうのが、「好きなことを圧倒的にやる」っていうことだと思う。
熱量で、趣味と仕事との溝を埋めていき、合体させるイメージ。
「仕事」「職業」という言葉にとらわれなくてもいい。
だから東大生の私は官僚にも弁護士にも大企業の会社員にもなる必要はないし、
お医者さんの子供はお医者さんにならなくてもいいし、
みんななるからといって必ずしも大学生になる必要もありません。
好きなことで生きていくって、最高に楽しいよ!
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